40代後半から始める新しいキャリアは現在進行形〜私の自己紹介〜

はじめまして。
私の経歴紹介です!よろしくお願いします。

1973年、東京生まれ東京育ち。

みんなが同じ学校に通うサラリーマン家庭の社宅暮らし。学校を卒業したら安定企業に就職し、腰掛け程度に働き、数年したら寿退社、2人の子どもに恵まれて、専業主婦になることが私の人生だと思っていました。

もちろん、思っているだけで現実は別物です。いつか結婚するはず、という他人事のような感覚で仕事をしていると、あっという間に30歳をすぎました。恋人には結婚できないと言われ、仕事は単調で閉塞感が続き、職場の人間は最悪。モラハラで眠れない、緊張が続く日々。当時の自分を振り返ると軽症うつだったと思います。

32歳のときに転機がやってきました。それは友人と旅行した韓国での体験です。みなさん、「アカスリ」ってやってもらったことはありますか?隣の人とはカーテンで仕切られ、ビニールマットとパイプで作られた簡易ベッドの上に、素っ裸で寝転がる。しばらくすると黒ビキニ姿の中年のおばちゃんが現れ、私も友達も、まな板の上の鯉といわんばかりに、表も裏もゴシゴシと身体の垢を落としてもらうのです。こちらの気持ちなどおかまいなしに、おばちゃん同士はカーテン越しに韓国語でずーっと喋り続けている。とても大きな声で、楽しそうに。

私を担当してくれたおばちゃんは、立派な三段腹の持ち主。仰向けで寝転がっている私の額にひんやりとお腹のお肉が乗っている。シュールにもほどがある。。。そしてアカスリが終わったあとは、全身オイルマッサージ。これがめちゃくちゃ気持ちよい。気持ち良すぎた。

雑談しながら働ける。そしてこんなに人を気持ちよくすることができるなんて、なんと素敵な仕事なんだろう!!!

「神様、私は天職と出会いました。」

私の心はロックオン。アカスリの仕事に転職しようと帰国後はすぐにネットで情報検索。しかしヒットするのはどれもこれも「新橋の風俗店」「赤羽の風俗店」・・・風俗店のオンパレードという結果。

がっかりしたけれど、諦められない私。その数日後に「アロマオイル」の存在を知り、アロマセラピストとして独立することに決めました。

早速、アロマセラピースクールに申し込み、会社の帰りはアロマスクールに通い技術を身につけました。1年かけて資格を取得。足取り軽く浮かれ気分。セラピストの専門雑誌を本屋でを立ち読みしていると、

「心と体はひとつです。」

というパワーワードが飛び込んできました。

ですよね・・・。すでに自宅サロンで成功している憧れのセラピストさんは心理カウンセリングもサービスとして提供していました。身体のメンテナンスだけじゃ足りないか、つぎはカウンセリングも学ぼう。

アロマスクールで大金の学費を使った私は、それ以上の学費を今度はカウンセリング技術に投資。そしてもっとクライアントにクオリティの高いカウンセリングをするには、オプションのこんなテクニックがありますよ、あんなテクニックもありますよと、誘われるがままに受講。すべてコンプリートしたときには、コーチングの技術まで習得していました。

さらに、カウンセリングスクールには同業のセラピストの方も多く、「フットセラピーもできるといいよ」という言葉にそのまま乗っかり、そのセラピストの生徒としても技術を習得。懲りない・・・。

身体のケアもできる、心のケアもできる。技術だけは一人前です。あとは自宅サロンをするためのマンションを借りるだけ。

マッサージベッド、タオル、ホットキャビネット、お客様を迎える応接セットなど、あらゆる什器と備品を揃え、新居に引越し。しかし初日からトラブルの多い物件で、生活してみると導線の悪さにイライラが募るばかり。リラックスするための家なのに、気持ちは落ち着かず、再び引越し。

いよいよ、会社を辞めるときがきました。上司との面談を控え、私はセラピストとしてやっていくための後押しを得るために、適職診断を受けました。自己判定では、セラピストが天職であるような結果がでたものの、客観的に専門家にちゃんと見てもらおうと思ったのです。


結果がわかったとき、私の時が止まりました。

「え?セラピストですか?それは向いてませんね。」


えっ?あわぁあああぁぁああうぉああああ?
びっくりしたのでもう一度。



4年間かけて身につけた技術と時間、そしてウン百万円が水の泡になった瞬間でした。同時に、私に向いている仕事は営業系だということを教えてもらいました。

その後、本当に私はブログを使って営業(集客)できるようになり、副業のつもりはなかったのですが、どんどん仕事が増えたので、本業の会社員をやめて独立しました。

自分の商品がなくても収入が作れる、好きな時間に働くことができる、自分の頑張りが売上に反映される、通勤しなくてもいい、など、会社員から自営業になった満足度はとても高くなりました。また、たまたまSNS起業というスタイルが流行り始めたこともあり、リア充な毎日。しかし最後はプライベートとのバランスが総崩れし、結婚を機にすべての仕事をやめました。そんな結婚生活は長く続かず、離婚して1年が経ちます。

ひとりになって、ゆっくり過ごした時間ですが、この1年はセカンドキャリアについて考え準備を始めることにしました。
詳しくはこちらに記事を書きましたので、お時間があるときに、よかったらお読みください。

書き始めたら長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

noteには新しい仕事となる子どもの教育に関すること(モンテッソーリ教育や大学での学びなど)や、40代後半からどのように新しくキャリアが作られていくのか、私も全然どうなるかわかりませんが、現在進行形でお伝えしていければと思います!これからもどうぞよろしくおねがいします。





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