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書評ブログ vol.17「実践!50歳からのライフシフト術」を読んで

無類の本好きのわたし。どうせなら読んだままにせず思いっきり主観の入った書評を書いてみたいと思い立ちました。この記事がきっかけとなり、実際に読んでくださる方がいたらとても嬉しいです。

≪読み終わった本≫
実践! 50歳からのライフシフト術』 大野 誠一,豊田 義博,河野 純子,ライフシフト・ジャパン

最近、この手の本が気になって仕方ない私。また購入してしまいました(;'∀')
まだ50歳には到達していませんが、いまから意識しておくのは大切かなと思い読み進めました。

22人の50歳以降の方々が実践したライフシフト術が分かりやすく書かれています。そしてそのストーリーに対してライフシフト・ジャパン(株)の大野氏、豊田氏、河野氏らが読者に向けてライフシフトを実践する際のポイントをわかりやすく書いてくださっています。

そこには仕事に対して今まで私が抱いていた認識とは違うことが書かれていて頭をガツン!とやられた気分でした(;'∀')

【読んでいて特に気になったこと】
冒頭に、ライフシフトとは、”生き方の抜本的な変化”である。と書かれてあります。そして印象深かったのが、これです。

仕事とは「やりたいことを探すのではない」

この言葉には驚きました。だって大概の本には真逆のことが書かれているから。わたしも働くことについて考える時には常に「私がやりたいことって何だろう?」をテーマにして考えていたからです。さらに仕事を探すときには「できるから」「やったことがあるから」「成長しそうだから」「儲かりそうだから」で選ぶと、結局「何かが違う」という違和感を感じてしまうのだとか。
えっ、どういうこと? そのまんまのことを考えていた私は驚きながら読み進めました。

ではどいう風に考えればいいのか。

『なぜその仕事をやりたいのか』
そしてその答えはその人固有の理由動機に基づく回答であること。また、心の中から湧き上がってくるものであること。
「○○を大切にしたい」「○○が心から好きだ」「○○が気になって仕方ない」そういった想いが何をするかを導いてくれる。

そのためには、自分がどういう思考や価値観、行動特性を持っているかについて一度考えてみることが大切だと書いてあります。
そしてそれに加えて大切なのが「多様性のある人的ネットワーク」を築くこと。

本の中には「ライフシフトの鉄則10項目」が書かれています。わたしはそれら10項目を念頭に置きながらひとまず次の3点に絞って日々、意識しながら過ごそうと思い、付箋に書いて手帳に貼っておきました。
 ①3つ以上のコミュニティに所属する。
 ②並行して”こういう人になりたい” という目標を設定して自分の軸をはっきりさせ、コミュニティの中でメンターを見つける。
 ③自分は「どういう思考」や「価値観」「行動特性」を持っているのか自分へ質問をする。

最近、ある方とお話しする機会があり感じたことがあります。
本を読んだりセミナーに参加し知識を蓄えつつ、人と話すことが自分の本当の思いに気づくのにとっても有効! だなと…。

世の中には私の知らない世界が沢山あります。くれぐれも、行動範囲が狭くなって考えも狭くならないよう注意しなきゃなと肝に銘じました。

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