世田谷十八番 | SETAGAYAOHAKO

世田谷に暮らす先達から十八番を見出し、次世代にお届けするインタビューマガジンです。

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マガジン

  • Guide | 世田谷を偏愛な視点から

    世田谷の人々や出来事を偏愛する視点でお届けします。

  • Side story | 番外編

    インタビューの舞台裏のエピソードや感想など、紙面では伝えきれなかった想いを綴っています。

  • Magazine | マガジン

    十八番を見つけた経緯や、十八番を磨くための工夫やコツ、十八番に関するエピソードや思い出などを、インタビューで語っています。

  • Spot | 場としての「先達」

    日々の暮らしの中で出会う世田谷の愛すべきスポット。

  • Member | メンバー

    予測不可能な面白いストーリーを生み出す、クセ強めなメンバーです。

最近の記事

世田谷で36年の歴史を刻んだ革職人が気付かせてくれたこと

世田谷十八番創刊号の先達として登場していただいた革職人の雲野さん。 三軒茶屋・LaBorsa(ラボルサ)の店内で煙草をくゆらす雲野さんの姿が印象に残っている人も多いのでは。 かくいう私もその1人。創刊号が発行されたときは、私はまだ十八番メンバーではなく1人の読者だった。 世田谷百貨店でお茶をしているときに偶然手にした世田谷十八番の紙面。 「私がやりたかったことをすでにやってる人たちがいるー!」 世田谷十八番という媒体に対し、嫉妬にも近い感情を抱きながら、喰い入るように

    • 【十八番な風景 #3】世田谷線も富士山も──スカイキャロット展望ロビー

      「観光スポット」と呼ぶほど大それたものではないけれども、地域の人に愛されている場所を紹介する『十八番な風景』。 今回は、世田谷区太子堂四丁目にある「スカイキャロット展望ロビー」を取り上げます。 三軒茶屋のシンボルであるキャロットタワーの26階にあり、地上124メートルの高さから世田谷区を見渡すことができます。いえ、世田谷にとどまらず、もっと広大な世界にいざなってくれるかもしれません。 スカイキャロット展望ロビーは「午前9時30分~午後11時00分」の時間に開放しています

      • 【十八番な風景 #2】麦茶が飲みたいときはここへ──島田農園直売所

        「観光スポット」と呼ぶほど大それたものではないけれども、地域の人に愛されている場所を紹介する『十八番な風景』。 今回取り上げるのは、世田谷区千歳台二丁目にある「島田農園直売所」です。 世田谷区は畑が多く、農家さんがとれた野菜を販売する直売所は結構あります。ロッカーにお金を入れて購入するケースや、郵便受けのようなところに必要な金額を入れて野菜を持って帰るケースなどいくつかパターンはあるのですが、どこも新鮮な野菜が安く手に入るのですごくありがたいです。 ただ、今回紹介する「

        • 【十八番な風景 #1】住宅地に突然現れる愛すべき花園──フラワーランド

          「観光スポット」と呼ぶほど大それたものではないけれども、地域の人に愛されている場所を紹介する『十八番な風景』。 1回目に取り上げるのは、世田谷区瀬田五丁目にある「フラワーランド」です。 静かな住宅地の中にポツンと存在するのですが、中に入ってみると、静かで豊かな時間が流れています。近所の人が犬を散歩させていたり、おじいさんが体操していたり、小さな子どもを連れた親子が虫取りに来ていたりと、地域の人々の憩いの場になっています。私も家族でちょくちょく立ち寄ってます。 区のHPに

        世田谷で36年の歴史を刻んだ革職人が気付かせてくれたこと

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          4本
        • Member | メンバー
          8本
        • Content | 世田谷十八番コンテンツ
          1本

        記事

          新米ヒキの自己紹介と新コーナー「十八番な風景」について

          こんにちは、ヒキです! と、ご挨拶したものの、世田谷十八番のメンバーとしては新米であるため、少し自己紹介させてください。 ある日ふと手に取ったフリーペーパー「世田谷十八番」に魅了され、それがきっかけで気付けばこうしてnoteに文章を書かせてもらうようになりました。人生ってつくづく不思議だなぁ。これも世田谷区で暮らしているおかげで生まれた縁かもしれません。 私が世田谷区に暮らし始めたのは、5年ほど前です。その頃、妻と二人で引っ越すために当時住んでいた武蔵小山から何度何度もバ

          新米ヒキの自己紹介と新コーナー「十八番な風景」について

          世田谷人に愛された「世田谷百貨店」に最後のお別れをする

          2024年2月29日。 世田谷線・上町駅にある世田谷百貨店が閉店した。 2018年9月にオープンしたときから閉店するその日まで、家族でお世話になった大切なお店。 我が家が引っ越してきたタイミングと世田谷百貨店のオープンが同時期だったこともあり、勝手ながら「我が家の世田谷での歴史は世田谷百貨店とともにあり」と思っている。 2022年の年末、店長が前任のマイさんからヂャユンさんに変わる時にはお二人にインタビューをした。強い絆、それぞれの想い、お客様へ向けた気持ちなど、とても

          世田谷人に愛された「世田谷百貨店」に最後のお別れをする

          愛車をいじってくれ!大野さん!

          こんにちは、陰山です。 世田谷十八番No.10「90歳の舞台裏」はお手に取っていただけましたか? 誌面はライターのサフランさんが主に執筆をし、こちらのnoteには配布前・配布後の2つの記事を、まりえさんと分担して執筆しています。 同じ話を聞いているはずなのに、書き手によって視点や書き方の癖が違うので、 3人分の紙面とnoteと両方楽しんでいただけたら嬉しいです。 ●先読み記事はこちら↓ ●配布後記事はこちら↓ ●配布場所はこちら↓ さて、今日は紙面から少し離れます。

          愛車をいじってくれ!大野さん!

          No.10【配布後のよもやま】役を取っ払った仲代達矢さんはどんな人?

          こんにちは。陰山です。 世田谷十八番No.10「90歳の舞台裏」の配布がついに始まりました! すでにお手に取っていただいた読者の皆様、なかなか見つからないよ~という十八番難民の皆様、お待たせして申し訳ありません! 配布にご協力いただいている、通称「十八番friends」にてお手に取っていただけます。ぜひ足を運んでみてください。 配布場所はこちら↓ 創刊号から足掛け2年…。 普段は「世田谷に住む60歳以上の先達」を対象として、メディアに取り上げられることのない、 良い意味で

          No.10【配布後のよもやま】役を取っ払った仲代達矢さんはどんな人?

          No.10 90歳の舞台裏

          『世田谷十八番』を読んでいただいている方にも、これから世田谷十八番をお聞きになる方にも。 世田谷には、自分の道を切り開いてきた先達がたくさんいます。彼らが生きてきた人生は、どれもエキサイティング。 先達の十八番や人生の教訓やヒントに耳を傾け、世田谷十八番の視点と価値観を感じられるインタビューマガジンをお読みください。 No.10 / 2024年3月28日 発行

          No.10 配布場所

          *世田谷区*世田谷美術館(用賀) 〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 tel. 03-3415-6011 平日 12:00〜19:00 土日祝日 10:00〜18:00 https://www.setagayaartmuseum.or.jp 本屋 B & B(下北沢) 〒155-0033 東京都世田谷区代田2-36-15BONUS TRACK 2F tel. 03-6450-8272 11:00〜 21:00 休業日: 年中無休 instagram: @bo

          No.10【配布前に先取り】役者を70年以上続け、今なお楽しんでいる人の話

          こんばんは、天野です。 2024年が始まって早くも1ヶ月以上が経ちました。 遅ればせながら、本年も世田谷十八番をよろしくお願いいたします。 2024年最初に発行する世田谷十八番、ちょうど10号目となります。この記念すべき号に登場してくださる先達は、御年91歳の役者・仲代達矢さん。 詳しいインタビュー内容は、3月末発行予定の紙面にて是非。今回は先読み記事ということでこぼれ話をお届けしますね。 まさかまさかの先達 そもそも「なぜ仲代さんが世田谷十八番に?」そう思いま

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          【アリク祭りレポ】「また来ます」の話には、こんな続きが待っていた

          2024年1月27日 (土)。 下北沢のボーナストラックにてアリク祭りが開催された。 桑沢デザイン研究所 夜間部の学生が『今後のアリクをデザインする』をテーマに研究を続けた1年間。 その集大成が、このアリク祭り”デ”。 桑沢の学生の皆さんが展示や会場装飾、物販やワークショップなどを企画。さらに、兄さんに縁のある人たちがあれやこれやと参加する、1日限りの豪華な宴。 かつて兄さんをインタビューしたご縁で、私たち世田谷十八番にもお声がけいただいた。 (過去のインタビ

          【アリク祭りレポ】「また来ます」の話には、こんな続きが待っていた

          No.09【配布後のよもやま】 子どもにとって本当に大切なことを伝えてくれた人

          こんにちは、天野です。 気が付けばもう2023年も年の瀬。今年の始めに「あっという間に年末になって、うわぁ1年早過ぎ〜ってビックリするんだろうなぁ」とか言っていた自分の言葉を思い出して、本当にビックリしています。 さて、もう随分と時間が経ちましたが、秋に発行した世田谷十八番No.09の『ふじふじ』こと藤田尚子さんのインタビューはお読みいただけましたか? 和光幼稚園の保育者である藤田さんへのインタビューはとても暑い夏の日に行われました。 私は行くことができなかったので

          No.09【配布後のよもやま】 子どもにとって本当に大切なことを伝えてくれた人

          No.09 63歳児の冒険

          『世田谷十八番』を読んでいただいている方にも、これから世田谷十八番をお聞きになる方にも。 世田谷には、自分の道を切り開いてきた先達がたくさんいます。彼らが生きてきた人生は、どれもエキサイティング。 先達の十八番や人生の教訓やヒントに耳を傾け、世田谷十八番の視点と価値観を感じられるインタビューマガジンをお読みください。 No.09 / 2023年9月28日 発行 配布場所はこちら

          【十八番な人 #2:倍音 白井啓介さん】「コーヒー屋になりたい」それだけを想い続けた人の話

          こんにちは、天野です。 松陰神社商店街にあったコーヒー屋『倍音』 barオルガを間借りしていたこのお店は、2023年9月末に約3年間の営業を終えた。 それはもう素敵なお店で、でも何が素敵かというと一言で表現するのはなかなかに難しい。だから、私が倍音で出会った光景や店主ご本人に聴いたお話を、ここに書き残しておこうと思う。 店主は白井啓介さん、通称チップさん。 ぱっと見、孤高のコーヒー職人のようだけど、くしゃっとした笑顔とゆったりした喋り口調に癒される。 そして何より、この

          【十八番な人 #2:倍音 白井啓介さん】「コーヒー屋になりたい」それだけを想い続けた人の話

          変わっているってこんなにも素晴らしい [TOKYO あ〜あ BOOK FAIR 2023]

          こんにちは、天野です。 もうかなり時間が経ってしまいましたが、9/23〜24の2日間、三軒茶屋で行われたTOKYO あ〜あ BOOK FAIRに参加しました。 これがどんなイベントで、世田谷十八番はなぜ参加したのか。 などの詳細は、よしえ氏が書いた1つ前の記事をご覧ください↓↓ 当イベントで世田谷十八番ブース責任者となったよしえ氏。紙面を飾るディスプレイを一から考え、2日間とも最初から最後までブースに立ち続けました。 冷やかし程度に遊びに行くと言った私に「冷やかし、ダ

          変わっているってこんなにも素晴らしい [TOKYO あ〜あ BOOK FAIR 2023]