マガジンのカバー画像

おどりのようなもの

面白かった本や記事、関心のあるメディア、よかったイベントなどについて、身辺雑記のかたちで記録しています。気楽に読んでもらえたら。
このマガジンを購読すると、平均月3回程度いろいろな記事が読めます。過去記事もすべて読めます。ジャン…
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#レビュー

最近聴いているポッドキャスト

精神がヤバくなってくると、聴ける番組とそうでないものが出てくる。その仕組みはほんと謎で、マジで仕事やりたくないのにビジネスっぽい番組なぜか聴きたくなったり、なんとなく寂しい気持ちだけど雑談系の番組は聴きたくなかったり。 新しい番組はいい。好奇心によって不安その他を忘れさせてくれるから、とりあえずディグる。聴いて少しよければ登録するけど、その後も聴き続けるものは多くない。 登録数が増えてきてわけわからなくなったので、いまも継続的に聴いているものを整理することにした。もっと聴

最近の課金状況(pixivFANBOX編)

雑記を書いていない間、仕事とスマブラばかり……というわけでもなく、いろいろ新しく摂取しているコンテンツがあることに気がついた。というわけで、pixivFANBOXで課金しているものを貼ってみる。pixivだから、noteと違ってイラストレーターやデザイナー、Vtuberとかが多い。

読書リスト(2020年11月-12月)

まとめているのは元旦ですが……。11月と12月(12月はなにも読めていないが)に読んだ本とひとこと感想でござる。 山内祐平『学習環境のイノベーション』 よかった。ワークショップやらアクティブラーニングやらそういった類のものに興味ある人は言うまでもなく読んだほうがいいし、嫌いな人は食わず嫌いなだけなら読んだほうがいい。認識結構変わると思う。学習科学の本はもっと多くの人間に読まれるべきだ。 気になるところとして、OECD全ベットみたいな雰囲気は類書に漏れずある。ただ、OECD

ぼくが聴き続けているポッドキャスト番組の私的重要ポイント4つ #ラジオ屋さんごっこ

最近あんまりこういう記事タイトル見ないな。 先日、「ラジオ屋さんごっこ」というポッドキャストにゲストで出させていただいた。今回はテーマ自体がポッドキャストについてということで、好きなポッドキャスト番組や、聴き続けている番組に共通する要素について話した。 番組に出るにあたって、1. このところヘンに緊張しちゃう機会が増えたこと、2. 人気がある番組だということ、3. ポッドキャストほんとに好きなので自分の個人的な好みの話とはいえあまりテキトーに喋るべきではないと思ったこと、

『Rhetorica #05』のためのプレゼン大会の記録

年内にレトリカの新刊を発行するためにいろいろ作業を進めている。今号にはわりと大きめの企画として、コンテンツをレコメンドするコーナーがあって、まずそこから動かし始めた。準備の第一段階として、昨日の夜に自分がレコメンドしたいものをプレゼンする会をやった。 これまでの制作では、重要な局面に合宿をやってきた……というか、正確には、合宿をやることで重要な気配が漂うようになり、その推進力で一気に進捗を生み出してきた。合宿でやる勉強会やプレゼン大会は、バイブスと内容的な詰めとが同時に高ま

外部キーボードを取り入れたり、尊師スタイルを採用したり、ちゃんとした姿勢で座るようにしたり、デュアル・ディスプレイを真面目に使ったりして最高になった

最近知的生産っぽい話をいろいろ書いてるが、アプリとかそういうのでなくて、ハード面も変化させた。きっかけはみつばさんにキーボードをもらったこと。超うれしい。いただいたのは、HHKBのPFU Happy Hacking Keyboard Lite2。 地獄から天国にこのキーボードをちゃんと使ってみようと思った最大の理由は、昨年ぼくが買ってしまったMacBook Air(2019)にのっているバタフライ構造のキーボードが本当にひどいからだ。 ここ数年のマックを少しでも調べればわ

農文協「主張」全部読む:1987年

原稿系の仕事が忙しくてこっちを更新できないという状況でつらくなっている。そもそも自分はいわゆる商業的なライターや編集者としては大したことない、というか、そもそもはてなダイアリー育ちのブロガーなのだから、その誇りを忘れずにやっていきたい。 というわけで、農文協の「主張」を全部読むシリーズ第2回です。第1回はこちら。 【目的】農文協をひたすら読むことを通じて、農業に関わる人の気持ちや利害関心を理解する。また、1985年から全部タダで読めるわけなので、日本の現代史の復習にもなり

農文協「主張」全部読む:1985年-1986年

農文協が出している『月刊「現代農業」』。影山さんの連載で興味を持ち、検索してみたところ、いわゆる社説に相当する「主張」が1985年のものからすべて読めることがわかった(すごい)。 ちょっと読んだだけでも、農家の雑誌だけあって利害関係が大変明確。これを読むと、農業を通じて自分の現代史理解が進みそうだなという感じがある。というわけで、全部読んでいこうではないか、という企画です。 【ルール】すべての記事を一度開き、まったく興味なくてもいちおうフーンって思ってから閉じる。興味があ

論文リスト(2020年2月)

天貝義教「ブラック・マウンテン・カレッジにおけるバウハウスの影響とその発展──ヨーゼフ・アルバースの造形思考を中心にして」『デザイン学研究』第44巻(1997)

読書リスト(2020年2月)

遅れすぎてるので、もうひとまず放流する……!!! ファム・コン・ティエン『深淵の沈黙』

新宿 - 大久保 - 東中野の好きな店

新卒で入る会社の都合で東中野付近に住むことになった友人から、付近の飲食店を教えてほしいと言われたので、好きな店リストをつくった。 実際に送ったのは食べログに保存してあるリストそのままなのだけど、ここには少し絞り込んだものを貼っておく。残した店の基準はシンプルで、いま自分が島根県に住んでいるにもかかわらず直近1年間で行った店。 なお、新宿 - 大久保の店はあずまみこをはじめとして、レトリカ西東京支部民から教わったものが多く、東中野の店は2年ほど住んでいたときにテキトーに入っ

読書リスト(2019年12月, 2020年1月)

年末年始分を一気にお送りします。このところ読んだ本はどれもおもしろかったから、振り返れてよかった。それでも二ヶ月分だと本当につらい気持ちになるので、絶対に毎月まとめなければならない……。 黒岩比佐子『編集者国木田独歩の時代』タイトルに偽りはなく、編集者としての国木田独歩に思い切りフォーカスを当てている本。独歩については、作家としてなかなか評価されず、その食い扶持というかつなぎみたいな感じでテキトーに編集もやってたみたいなイメージを持っていた。しかし本書を読むと、編集者として

論文リスト(2020年1月)

粟谷佳司「鶴見俊輔から「ひとびと」の社会学へ 戦後日本の文化研究に向けて」『同志社社会学研究』第22号(2018) ダウンロード:https://ci.nii.ac.jp/naid/120006501437 アブスト:本論文は、戦後日本の市民社会における「ひとびと」の位相を、鶴見俊輔の「大衆」概念と関連させながらその意義について考察した。最初に、鶴見の『戦後日本の大衆文化史』の議論を中心に、「大衆」「市民」「ひとびと」という概念が鶴見の方法において連続したものとして捉えられ

読書リスト(2019年11月)

今月はちょっとしか読めず。論文とかは読んでるが今回は紹介しない。今後読んでるものが減りすぎたらいれるかも。 山本サトシ、日下秀憲『ポケットモンスターSPECIAL』(XY、ルビサファ、サンムーン)