【呪術廻戦】最初で最後

ネタバレあります。

先週の私は、「場合によっては次号のジャンプを買う」と思っていた。

「場合によって」は、既に完全退場しているのか？   どうなのか？  とハッキリしない五条先生が復活登場したら……、というもので、そこは半信半疑でありつつも楽しみにしていた。
そうなったらネットのネタバレサイトだけではなく、この目で週刊連載も読みたかったのだ。

ありがたいことに、ネタバレサイトの運営者の方は、最新話を早速記事にしてくださっていて、それを読ませていただいた。

が……、内容は、こんなことってある？　という顛末で、ガックリきたなんてもんじゃあない。

もう二度と、絶対に五条先生本人が復活する可能性はないってことじゃん、という悲しさ。もしかしたら、という今後への期待も楽しみも消えてしまった。呪術廻戦の圧倒的な華が消える。
でも、五条先生の中身のない体だけは戻ってきて、ものすごく複雑な、微妙な、中途半端な心境になった。
しかも、見た目が、額に縫い目の「羂索けんじゃく仕様」になっていてドン引きした。あれはもう五条悟の顔ではない。一ファンとして残念で仕方がない。
中身が羂索けんじゃくではないことが、せめてもの救いだ。

そういう形ならば、登場しない方がましだったよ、五条……、というのが正直な感想だった。
高揚感のある「うわ～っ」という展開ではなかった。

とても「ジャンプ買って読もう！」という気分ではない。

でも、結局買った。
五条先生への鎮魂歌と、乙骨おっこつが死の間際の自身の体を離れ、五条の体に移ってまでも、もう一度、最強敵宿儺すくなに挑み、何がなんでも倒そうとしている、倒さなければと決意しているその気概というか、それを応援する気持ちで買って読んだ。
10代の頃、弟の部屋に転がっていたジャンプを時々読んでいたが、自分で買ったのは初めてだ。最初で最後かもしれない。

それにしても、最近はストーリーが停滞気味のように感じていた呪術廻戦。ここからまた盛り返していくのかな？
盛り返してほしい。

巻末に「復讐戦リベンジマッチ、始まる！！！」って書いてあった。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。