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No.57 鬱を抜け出す 私のケース②〜何とかしたいと足掻く〜

鬱を終わらせたい。元気になりたい。
私はそう思いました。

前回からの続きです。

前回の記事はこちらです
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鬱状態を終わらせようと決め、何かないかと探し始めた頃、私のアンテナがキャッチしたものがありました。

「コネクション・プラクティス」という講座でした。
「コネクション」は繋がり。
・自分との繋がり
・他者との繋がり
・自分以外の、他者と他者との繋がり

その繋がりを取り戻す。その方法を学ぶというものでした。

私がコネクション・プラクティスに興味を持ったのは、講師のプロフィールに「NVC(非暴力コミュニケーション)の講師」とあったことがきっかけでした。

それよりずっと前、おそらく2010年かそれ以前に書籍を通してNVCを知り、「これを学びたい!」と強く思ったことがありました。
でもその頃は、NVCを学ぶにはアメリカに行く必要があり、子育ての真っ最中だった私には非現実的でした。諦めました。
「今は無理だけど、いずれ必ず」と心に決めて。

その後様々なことがあり、鬱にもなり、しばらく苦しんだあと、鬱から抜け出したいと思ったわけです。

だから講師のプロフィールに「NVC」の文字を見つけた時、「NVCってあのNVCのこと?  今は日本でNVCを学べるようになったんだ。この人のところに行けば、何か変わるかもしれない」そう思いました。
「NVCを教えている講師」に、希望を持ったのです。

コネクション・プラクティスの基礎講座①を受けました。2017年の3月、季節はちょうど今と同じ頃でした。
続けて5月に基礎講座②と③を受けました。

これはすごい、そう感じました。

その後、オンラインでNVCの講座を受け、同じ講師の別の講座も受けました。

講座はとても良かったんです。
でも、私自身が鬱からすっかり抜け出すような大きな変化はありませんでした。
だいぶ後になり気づいたのは、その時の私はまだ何かに依存していたのです。

この講座に出たら良くなるかもしれない。
これを学んだら何か変わるかもしれない。 
講師が私の状況を変えてくれるかもしれない。

今ならわかるんですが、
「自分でなんとかする! 」
という位置に立っていませんでした。
その決意に至るまでには、まだまだ時間が必要だったんですね。
前に進みたい、変わりたい。もどかしい。
気持ちははやるけれど、本心の私はそこまで追いついていなかった。そんなに早く進もうとしないで。そんな風だったと思います。

「進みたい私」と「早すぎると思う私」
まさに自分の中で自分との「繋がり」が切れていたのです。

そうやって2017年は新しいものに出会い、学び三昧でしたが、コネクション・プラクティスとNVCは、学んで終わりました。

でも、それは私にとっての種まきでした。

続きは次回に!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日も幸せな一日でありますように!

Love & Peace,



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