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これまでエンジニア転職で聞かれた質問・回答集を大公開

未経験からエンジニアへ就職・転職するにはプログラミングの勉強とポートフォリオの作成が必須になっています。

ポートフォリオ作成だけでも大変なのですが、加えて1番の難関である面接選考をパスしなければそもそもエンジニアになれないので、未経験からエンジニアになるハードルは非常に高くなっていると感じています。

僕は2年前に未経験からエンジニアに転職しましたが、当時は面接対策に非常に苦労した記憶があります。面接対策するにもネットに転がっている情報は非常にありきたりで、技術的な質問についてはエージェントを頼るしかない状況でした。(エージェント経由でもあまり情報を引き出せなかったです)

そこで、本記事では僕の2年間の面接経験を通して僕がこれまで実際に受けた質問について共有し就職・転職活動に役立てて欲しいと考えています。

これまで経験した面接のフェーズ

1.未経験からエンジニアへの転職活動(5社)
2.SES企業での客先へ常駐する前の面談(6社)
3.自社開発企業への転職活動(2社)

対象読者

1.未経験からエンジニアへの転職を考えている人
2.SES企業に所属し面談を控えている人
3.他の企業がどのような質問をしているのか気になる人事の人

未経験からエンジニアへ転職した際の質問

未経験からエンジニアへ転職するにはスキルよりも人物面を重視した質問に対して充分な対策が必要です。

なぜなら、IT企業が未経験エンジニアに期待することは技術ではなく、素直で貪欲に努力し企業に貢献してくれる人だからです。

また、転職活動の場合はエンジニアだけでなく人事部のマネージャークラスも同席するので技術一辺倒の人材は求められていません。


--------動機に関する質問--------

質問:なぜエンジニアになったのか?(なぜIT業界を志望するのか?)

回答:外的要因ではなく、内的要因で志望動機を作りましょう。

IT業界が成長しているので興味をもったなどの周りの環境に左右された志望動機(外的要因)でなく、自分のこれまでの経験からIT技術で解決したい問題がある(内的要因)ということです。

--僕の志望動機を公開--

僕の場合、友人と趣味で作った簡単なアプリ開発がキッカケでProgateなどを勉強するうちにさらにプログラミングに興味を持ち転職を決意したと書きました。特にツッコミもなくすんなり納得してもらいましたね。


質問:どのようなエンジニアになりたいか?

回答:これはキャリアプランを問われている質問です。

将来的にどうしたいのか?作りたいサービスがある場合は素直に答えます。

フルスタックエンジニアになって特定のサービスを開発したいというのが無難な回答でしょうか。


質問:なぜ弊社を志望したのか?

回答:エンジニアとしてやりたいことがある→御社が提供しているサービスでやりたいことを実現できるという流れで動機を作る必要があります。

より具体的に詰めていかないと、他社で良いよね?って面接官は解釈するのでしっかり対策しましょう。


質問:3年後・5年後のキャリアプランは?

回答:「どのようなエンジニアになりたいか?」と同じ質問ですね。キャリアプランを答えれば良いです。

フルスタックエンジニア・チームリーダー・プロジェクトリーダーなど様々なポジションになっていたいと適当に答えておきましょう。おそらく、3年後にはやりたいことが変わってるはずですので深く考えなくて良いです。


質問:これから学んでいきたい言語はあるか?

回答:今サーバーサイド言語を勉強しているならならフロント言語を、今フロントエンド言語を勉強しているならサーバサイド言語を学習したいと言うのが無難ではないでしょうか。


質問:興味のあるサービスはある?

回答:スマホに入っているアプリから何かピックアップするのが良いかもしれませんね。

ちなみに僕はFaceAppにハマっています。家族同士で写真を加工しあい見せることで大爆笑が生まれ一家団欒できるので素晴らしいアプリです。

補足すると、僕は興味のあるアプリを通して自分もこのようなサービスに携わることができるエンジニアになりたい!と言う気持ちをアピールしていました。


質問:最近気になる技術はある?

回答:なんでもいいです。Firebaseなど。

エンジニアは常に新しい技術にアンテナを張っておく必要があり、その習慣があるのかを聞かれていると思います。


--------人物像に関する質問--------

質問:休日はどのように過ごしている?

回答:勉強していることに加えてアクティブな活動をしていると答えるのがベストですね。エンジニアは専門職なので技術も必要なのですが、エンジニアの世界だけで殻に閉じこもっている人材よりかは外の世界でも積極的に活動できる人の方が良い印象ですね。


質問:得意なことは?

回答:得意なことを素直に答えましょう。何か公式の大会の実績があれば良いですがほとんどの人は該当しないはずです。僕はすぐに痩せることができると書いていました。笑


質問:健康面は大丈夫か?

回答:絶対に大丈夫と答えましょう。健康面に不安のある人は限りなく雇われにくいです。


質問:周りからはどんな人と言われる?

回答:アクティブ・頼りになる・負けず嫌いなど無難な回答にしましょう。真面目な性格はあまり受けが良くないかもしれません。


質問:苦労したことはあるか?それをどう乗り越えた?

回答:学生時代・社会人になってからのどちらでも良いので苦労したことを練り出しましょう。中々難しい質問ですが、人生を棚卸してしっかり整理しましょう。

僕はこれまで苦労した経験がなかったので、新入社員だった頃のダメな自分を思い出し、先輩目線で新人教育に苦労したと答えました。


質問:前職ではどんな仕事をしていたのか具体的に

回答:質問の通り、仕事内容を答えましょう。


--------技術に関する質問--------

技術的質問は未経験でも普通に聞かれるので対策が必要です。

では、どんな質問があるのでしょうか?

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