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[SIAM]内部SIを支えるリソースとは?

上記の記事で、「SI(Service Integrator)を誰が担うべきか」についてSIAM入門の内容を補足させて頂きました。…が、もう1点だけ補足しておきたいなと思うことがあり再びNoteを書いています。

個人的には、(もちろん状況に依存しますが)最終的には内部SIがあるべき姿だという話をさせて頂きました。理由は、自組織のビジネス戦略に沿った形で業務部門と連携しながら進めることが可能ですし、サービスプロバイダにガバナンスを利かせるという点においても契約関係があるため有効だからです。

ただ現実問題として、SIを担うケイパビリティを持った人材が内部に不足しており実現するにはハードルが高いという側面があります。

ではどうすればよいか?

その解決のヒントがSIAMにも記載されています。それは、「リソース・オーグメンテーション(リソース拡張)」という考え方です。

これは、顧客の指揮命令系統に外部リソースをアサインし活用することで、例えば契約社員など外部の専門家と直接契約を結び、社員と同等の位置づけで活用する形をさしています。

この形態は、内部SIとしてのガバナンスや各SPへの公平性・透明性を担保した状態で、ケイパビリティのある人材を増員できる非常に現実的かつ効果的な形態だと考えております。

日本ではまだまだ難しいかもしれませんが、海外では専門のフリーランスを活用する形態も普通にありますし、今後日本もこういった形態で体制も組む形も増えるのではないかと考えております。

選択肢の一つとして検討頂ければと思います。

本日は以上です。ありがとうございました。

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