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後輩をやる気にさせたい時に読んでほしいnote.


最近、面白い本を読みました。

それが
『ポジティブフィードバック』
という本です。

私は現在、社会人2年目ですが
学生の頃も、社会人になった現在も
後輩との関わり方に悩んでいます。


「楽しく取り組んでもらいたい!
 でも、数字や結果を求める中では厳しい言葉や 
 態度を取ってしまう…」

「組織の上の考え方を下のメンバーに、
 メンバーの意見を組織の上に
 どうやって伝えたらいいんだろう…」

そんな疑問を感じている時に、
SNSでおすすめされているこの本を見て
少しでも後輩との関りに活かせるかも!
と思い購入してみました。



いざ読んでみると、
私の知りたかったことはこれだ!!
と面白くて一気読み…!


そして途中読みながらもこれは良さそう!と思い、実際にフィードバックの方法を実践してみたところ、

後輩から意見も出てくるし私自身も楽しかったんです。


とても良いなと思ったので簡単な障りの部分だけ紹介させていただきます!


上司の仕事はポジティブフィードバックが9割


本書のテーマはずばり、
ポジティブフィードバック。

そして本書には
「上司の仕事はポジティブフィードバックが9割」
と書かれています。

そもそも、
ポジティブフィードバックとは?
なんですが

普通のフィードバック
→日常業務への意見や提案、結果の伝達や行動の反省

であるのに対し、

ポジティブフィードバック
相手の行動、存在や結果を「承認」したことを肯定的な言葉で伝えること。


と書かれています。

具体的な言葉で表現すると、、、
「作ってくれた資料、デザインがイマイチだったね、次はもう少し考えてね」

が普通のフィードバックなのに対し、

「作ってくれた資料、内容がわかりやすくて助かったよ、ありがとう。
デザインをもう少し工夫すればもっと良くなるから次はちょっと一緒に考えようか」

がポジティブフィードバックです。


みなさん、こんな経験ありませんか?

好きにやっていいよ!と言われ、やってみるものの、フィードバックがなく不安になる…

やってみたら沢山の指摘を受け、自信が無くなり
元々あったやる気も失ってしまう…。


それに、
フィードバック=面談 のイメージが強く、
ポジティブな感情が沸かないのも現実です。


私自身も面談に苦手意識がありました。

自分に不足点があったことは分かっているのですが、いざ言葉で受けると、なんだかいつも責められているように感じてしまい、何も話せなくなってしまう…。

そして途中から受け取ることをやめてしまっていたり、自分の気持ちを正直に言えないことがありました。



だからこそポジティブフィードバックはものすごくいいなと感じたんです。

ただ褒めるだけでなく、ネガティブな部分もポジティブに変換して伝えることで、
この部分がいいよと伝えてあげることができる。


それだけでものすごく安心します。



「自分が育った環境=部下にとって良い環境」とは限らない。


この本の中で最も印象に残っている言葉です。

今の若い人たちの感覚って全然違います。
23卒の新卒と2歳しか違わない私でも、ものすごく感じます。

あくまで個人的な意見ですが、

ネットの普及もあってか、効率を重視するし、
フィーリング的な感情と同じくらい論理性も大切にしているように感じます。
そしていい意味で個性も強い。


本書にも以下のように書いてあります。

ミレニアル世代は仕事をライフスタイルの一部として捉え、上司のため、お給料のために自ら弱みを改善する働き方ではなく

上司に部下のコーチとなってもらい、双方向の会話(フィードバック)をしながら強みを伸ばしてもらいたいと考えています。
※ミレニアル世代→1980〜1995年生まれ、SNSの活用が当たり前の環境で育った世代


このミレニアル世代でも私達より一世代上の方々なので、もっともっと考え方は変化しているはずです!


実際に23卒内定者のメンバーと関わっていても、
自分たちの学んだ環境が全てだと思ってはいけないなと実感しています。


さらに、この本を読んで、
自分がフィードバックに苦しんでいたにも関わらず、後輩にはきつく伝えようとしてしまっている時があったな…と反省しました。

自分が経験してきたものが絶対、と思うのではなく
相手が大事にしていること・感じ方を大切にしてあげるべきですね。


相手の強みを伸ばしてあげる


今回この本を読んで、改めて先に立つ身としてやるべきことは
相手の強みを伸ばしてあげることなんだと学びました。


いくら自己分析をしっかりしていたとしても自分の強みに自信を持い続けるのは難しいもの。

私自身、社会人一年目の時にいくら自分の強みはこれかな?と思っていても、
やはり他人がどう思っているかはものすごく気にしていました。

だからこそ、一番近くでみている存在が、

あなたのこういうところいいよ、
もっとこうやって伸ばしていこう!

とちょっと背中を押してあげられるだけでものすごく自信に繋がるんだと思います。


逆にいわゆる普通のフィードバックのようなものだと、
指摘された点ばかり気にして強みも活かせなくなってしまう、なんてこともありますよね…。


まとめ

「後輩の力になりたい」
「誰かのためになりたい」
と思っていても、不足点ばかりを探してしまっていることは多くあります。


でも、1番近くで見ているなら

相手の強みを誰よりも認めて、
相手の可能性を信じて、
一緒に伸ばしていける存在でありたい

と思いました。

甘やかしている、と感じてしまう方もいるかもしれませんが、
それが主体性に繋がって、物事を楽しめるのが1番だと思っています。


詳しい実践方法は本の中に書いてあるので
気になった方はぜひ読んでみてください☺️

私もこれからも勉強を続けながら実践していきます!!

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