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PASSION -情熱に届かない-

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スポーツの現地観戦をし始めたら人生が変わった、という話。
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#羽生結弦

Decade -5-

Decade -5-

2021年。
男子バレーボールを現地で見るのを何よりも何よりも楽しみにしていた私は無観客試合になったことでテレビと映像配信でその勇姿を見ることしかできませんでした。

2021年5月の紅白戦を見たとき、オリンピックで戦うチームの輪郭が見えました。それは私がイメージしていたものとは大きく違っていました。1年という時間がもたらしたものの大きさを感じる瞬間でもありました。

新しいチームで日本は新しい歴

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Decade -4-

Decade -4-

2019年。
羽生くんは4Aが跳べたら現役を辞めるんだろうなと漠然と考え始めたこの頃。彼の予定も私の予定もパンデミックで狂うことは全く予定はしていなかったですし、2020年の東京オリンピックに向けて準備を始めなきゃとも考えていました。

日本開催だったワールドカップで龍神NIPPONが8勝3敗で4位という成績で試合を終えた時、このチームがもうちょっと何かを加えたらオリンピックのメダルに手が届くんじ

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Decade -3-

Decade -3-

2017年、年末。
とうとうバレボール観戦のために海を渡りました。
今思うともったいなさすぎる旅程で、ラティーナで石川祐希さんとビュールで柳田将洋さんの試合を見る以外はほぼ移動時間。ローマで半日くらい観光してスリに出会って格闘をするという経験もプラスされるという盛りだくさんな最初のヨーロッパ旅行でした。

ヨーロッパでのバレーボール観戦体験は日本とはまるで違っていたこと、言葉の通じない国で覚悟を持

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