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3人のうち2人は、社員クチコミ見て応募を辞めている?

エン・ジャパン株式会社は、自社のサイトでユーザーを対象に「転職活動時のクチコミ閲覧」についてアンケートを実施し、4,513名から回答を得ています。

調査結果によると、半数が転職活動中に企業に関する社員クチコミを「見る」と回答しています。

年代別では20代は、40代以上より12ポイント高く、年代が若いほどクチコミを見る傾向がうかがえました。

 転職活動中に社員クチコミを見るユーザーに、社員クチコミの影響で応募・選考・内定を辞退したことがあるかを質問したところ(複数回答)、67%が「応募を辞めた」経験があると回答がありました(選考辞退16%、内定辞退6%)。

これらの辞退者にどのような内容の社員クチコミが影響を与えたかを問うと、上位には「給与・賞与の不満」(48%)、「人手不足・人が辞める」(47%)、「従業員の士気の低さ・人間関係の悪さ」(47%)、「残業・休日出勤の多さ」(45%)、「上司によるハラスメントや心身への負担」(42%)といった回答が並んでいます。

実際に採用活動をしている企業側にとっては耳の痛い話であるが、社員クチコミの影響力を重視し、今後に向けて気になっているところは改善して行く必要がありそうですね。

社員クチコミで不安になってもそれを企業には質問しない割合は85%

 社員クチコミの影響で応募・選考・内定辞退と回答をしたユーザーに、不安を感じたり、詳細を知りたい社員クチコミの内容について企業に質問したかヒアリングところ、85%が「いいえ」と回答しています。

その理由として「企業に質問したところで、上辺だけの回答しか得られないと思ったから」といったコメントが寄せられていました。

円滑な採用活動のために、会社側は応募者の誤解を招かぬよう何でも質問できる雰囲気づくりが必要になりそうですね。


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