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HSPの話がまとまらない理由~なぜ前置きが長くなる?!~

今までにお会いしてきたHSP(極端に繊細な気質の人たち)を振り返ってみると、「上手く話せない」ということにコンプレックスを持っていたり、「いつも話がまとまらない」ということに悩んでいる方が少なくありません。


私もHSPですが、話が上手くまとまらなかったり、言いたいことが上手く伝えられないことに悶々とすることが多々あります。

これはHSPの左脳型(複雑型)思考が関係しているからでもあるのですが、HSPでも特におしゃべり好きなタイプは前置きが長くなりやすい傾向にあることがわかりました。


そこで今回はHSPの話がまとまらない理由とともに、おしゃべり好きなHSPの前置きが長くなる理由についてまとめていこうと思います。


HSPは、なぜ話がまとまらない?!

HSPの話がまとまらない理由は、脳の構造にあります。

HSPは左前頭葉の「下前頭回(かぜんとうかい)」という部分が活発になっていて、感覚情報を受け取りやすい特性があるとのこと。


「下前頭回(かぜんとうかい)」は言語を司る脳なのですが、HSPに言語を好んだり、文才を持った人や思考力が高い人が多いのはここからきていると考えられます。


そしてHSPの脳内は「言語で受けとる情報」と「感覚から受けとる情報」でごった返しているため、とにかくそれを処理することに忙しいのが特徴。

「多数ある情報を一つにまとめることが難しい」ため、話をまとめるのが苦手な人が多いのです。

前置きをしゃべりながら○○の準備をしている?!

おしゃべり好きな人ほど前置きが長くなってしまうのは、話をしながら「心の準備」をしているからでもあります。


HSPの脳内はあらゆる情報で溢れているため、情報処理に時間がかかります。

(体感で言うと「1~3秒くらい」の考える時間があって発言する形になるので、「1テンポ遅い」という表現がしっくりきます。)

文章にするのは意外とスムーズなのですが、言葉として発言するとなると(色んな情報や思考が巡るからか)考えて発言するまでにタイムラグが起こります。

その点、相手に伝わるように話そうとすると、どうしても考える時間も必要なため前置きが長くなってしまうのです。

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