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愛着障害を持つアダルトチルドレン、親を突き放せないのはなぜ??

・毒親への怒りや憎しみが消えない
・いつか親に復讐してやりたい
・今の自分が不幸なのは、すべて親のせいだ・・

そんな思いに苦しんだり、悩まされてはいませんか??


愛着不安(愛着障害)を抱えたアダルトチルドレンは、「自立することが大事」「まずは親元を離れるといい」と言われても、心の傷が深い人ほど中々その行動に移すことができません。

その理由は、毒親の洗脳を長い間受け続けていたり、毒親の支配下にいることで「親元から離れることはできない」「親から離れて何かあったら怖い」「自分はここから抜け出せない」と思い込んでしまっているからなの。

多くのアダルトチルドレンは、この思い込みのせいで「生きづらさ」から抜け出せずにいます。

また親に対する執着心が強ければ強いほど、その執念に“がんじがらめ”にされていて、自分が今やるべきことが分からなくなってしまっていることもあります。


ただ心理的不安や生きづらさから解放されるためには、親元を一旦離れて「適切な判断能力」を身につけることが必要。

親に対するネガティブな感情は一旦置いといて、自分のやるべきことにも目を向けなければなりません。



今回は「毒親から離れたくても離れられない」という方に向けて、【毒親との離れ方】【毒親の洗脳の解き方】について解説していくことにしました。

愛着不安(愛着障害)を克服するためには「自立すること」が必須ですが【どのように自立していけば良いのか】【自立するために親から離れる方法】についても併せてお伝えしていきます。


こちらの記事を読めば、心理的不安かや生きづらさが解消されるだけでなく、ネガティブな出来事に引きづられない自分になれます。


愛着不安(愛着障害)を克服したい方は、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

毒親のDV、モラハラを受けてきたアダルトチルドレンの共通点

毒親育ちのアダルトチルドレンは、長い間、親の言いなりになっていたり、顔色を伺いながら過ごしてきたため、何をするにしても「親の顔」が無意識に浮かぶようになります。

「自分が欲しいもの」「やりたいこと」「好きなもの」「面白そうなもの」という前向きな基準ではなく、「親が自分の選択によって悲しまないか」「親に迷惑をかけないか」「親をガッカリさせないか」「自分が選ぶ上で妥当か(自分に選ぶ価値があるか)」といった後ろ向きな基準を元に何かを選択するようになってしまうのです。

そうなると悪い予感が当たったり、悪い人との付き合いから抜け出せなかったり、いつも誰かに利用されたり、自己否定される環境やダメ恋愛から抜け出せない、といった出来事が起こりやすくなります。


また毒親からDVやモラハラを受けたり親の離婚や再婚を経験した人の多くは、トラウマが解消されきれずに、親に対する怒りや憎しみを持ち続けていることが多々あります。

親に対するネガティブな感情や執念にばかり意識が向いていると、本来やるべき課題ができずに愛着不安(愛着障害)をいつまでも抱えることになります。


勿論、毒親に育てられて心に深く傷を負った人ほど、克服するまでに時間がかかることは事実だし、「親からすぐに離れるのは難しい」と感じる人もいるかもしれません。

ですが、本当に今の状況からきちんと抜け出して「愛着不安(愛着障害)を克服したい」「心理的不安や生きづらさから解放されたい」「もっと自分らしく自由に生きていきたい」と思うのであれば、一旦毒親の存在や毒親への思いは置いといて【自分は今、そのために何をする必要があるのか?】について、真剣に考えていく必要があると思うのです。

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