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看護師さん以外もご利用いただけます。

こんにちは。今日はセラとぴあ事務局としての市岡めぐみです。

セラとぴあがスタートして約半年が経ちました。お問い合わせの中で「看護師じゃないんですが利用できますか?」というご質問をよくいただきます。

もちろん看護師の方じゃなくてもご利用いただけます。実際、看護師ではない方もご利用いただいております。

では、なぜ看護師という冠を付けることにいたったのか?ある意味とても単純です(笑)

私たちの母体となっているのは代表の黒丸が主宰しているホリスティックコミュニケーション実践セミナーというカウンセリングやコミュニケーションのセミナーです。


このセミナーには様々な方が参加します。セラピスト、医療従事者、対人支援業務、教育、コンサルタント、会社員…その中で一番多い職種の方が看護師の方なんです。代表の黒丸も現役の医師ということもあり、私たちにとって一番なじみがあってケアというところで象徴的な存在だったのが看護師さんでした。

ほとんどの方はそれぞれの仕事に生かすためという目的で参加されます。御多分にもれず看護師さんも同じです。

しかしこのセミナーはロールプレイではなく、実際の自分の悩みや問題を相談し、自分がクライエント側になって解決してくプロセスを通して学んでいきます。理論ももちろんありますが、実践、実践、また実践です。

そんな中で本人はこんなこと…と自分のうちに納めていたことを、初めて他者に話し相談するという方もたくさんいらっしゃります。

そして、その解決までのプロセスの中で、
本当の問題が別の思わぬところにあったことや、
自分ではたいしたことないと思っていたこと、

当たり前だと思っていたこと、良かれと思っていたことが、
実はじわじわと自分を苦しめていた
という事実に気づきます。

そうなんです!
クライエントとなって、自分自身が癒されていく体験こそが実は一番重要なポイントです。

そして、当たり前なんですが、
ケアする側の人だって、それぞれに個人の悩みや問題がある
ということです。

専門的な知識や技術を学ぶ場はたくさんあります。専門的な雑誌でもSNSでもよくそんな特集は組まれています。こうした学びは専門家として必須です。

同じくらい大切なのが、ケアする側の人の悩みや問題を解決し、同時にそうした悩みで傷ついた心を癒すことです。

看護師さんをはじめとするケアのお仕事の方は、単に患者さんやクライエントさんの病気やケガのケアをするだけではありません。患者さんやクライエントさんの抱える悩みや問題は病気だけじゃないからです。

患者さんやクライエントさんだけでなく、そのご家族に寄り添いながらも様々な社会問題とも向き合っているのが現状です。

専門知識や技術、職域の範囲を超えてしまう事象や問題。そうした中での心の葛藤や悩み、肉体的な疲労。加えて、自分自身の様々な悩み、思いや不安。

一つ一つが明確なものもあるかもしれませんが、そのほとんどはごちゃ混ぜになって言葉にならないのではないでしょうか。

さらに、追い打ちをかけるように、ケアする側の人に多いのが、誰かに相談することをためらってしまったり、自分で何とかすればいい(しなければ)と思い込んでいること。

私だけじゃないし…と、こんなことくらい…とどんどん自分を置き去りにし、追い詰めてしまうのです。

でも、本当は看護師さんを始めとするケアする側の方たちこそ、悩みや愚痴を言える場所、問題を解決したり、心が癒される場所が必要です。

だってロボットじゃないんだから。それどころか、困っている人を何とかし手助けしようと、心が溢れいてる人なんですから。

だからこそ、他者のことを大切にするように、どうか自分自身「も」大切にしてください。自分の身体を、そして自分の心を。

医療だけでなく介護や福祉、教育、支援などケアの場面では行政やそれに基づいて機能せざるをえない組織など大きな問題もあります。もちろん、そうした大きな枠組みや環境を変えていく必要はあります。

でも、環境が変わらないからと言って、何もできなわけではありません。一人一人の幸せを見つけ、広げることはできます。

一つ一つの悩みや問題を紐解き、解決し、癒される。その一つはとても小さいことかもしれませんが、この一つが波紋となって、仕事だけでなく人生そのものを豊かにすると私たちは信じています。

そして、それがセラとぴあの役目だと考えています。

ご自分の悩みや問題を相談する場はありますか?自身が癒される場としてセラとぴあという場があることを心の片隅に置いておいてくだされば幸いです。

YouTubeも始めました♪
「目からウロコの黒丸コミュニケーション」https://www.youtube.com/channel/UCxmIkGsG8PEHo3dpCJAtZ7Q


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