私って逃げてばっかりなんです

こんにちは。

セラとぴあ カウンセラーの
渋沢まるこです。

「私って逃げてばっかりなんです。
習いごとも続かないし、
仕事も意地悪な人がいて
この間辞めてしまいましたし……」

先日、このようなお話を伺いました。

どうやらこの方は
何をやっても自分はダメ
というように
自分を責めてばかり
いらっしゃるようです。

けれども、同時に
自責ばかりしていて
“苦しい”ので
そこから抜けたいという
気持ちもお持ちのようでした。

そこで私がお話させて頂いたことは

「逃げてばかり……というのは
一要素でしかないですよ」

ということです。

誰だって
職場に意地悪な人がいて
毎日意地悪されていたら
それは気が滅入ってしまいます。

逃げ出したい気持ちになっても
それは当然のことです。

習いごとだって
楽しそう！ と始めたことであっても
途中で飽きてしまったり
人間関係が嫌になってしまったりして
辞めたくなることはあります。

ですが、今まで

本当に全てのことから
逃げ出しているのでしょうか？

よく考えてみてください。
少なくとも
今生きていますよね？

本当に全てのことから逃げたのなら
生きることからも逃げている
ということだってあるはずです。

けれども、生きています。

習いごとも
一度始めたら辞めてはいけない
なんて決まりはありません。
いつ始めても辞めても自由です。

〈 〇〇から逃げた 〉
というのは
確かにそうなのかもしれません。

けれども、逃げることは
悪いことなのでしょうか？

学校でひどいイジメにあっている子に
「絶対に逃げてはいけない」
とあなたは言うでしょうか？

逃げることが必要な場面も
多々あるのではないでしょうか？

こうして色々考えてみると

〈 逃げる 〉

にも色々な側面があることが
わかるかと思います。

冒頭の方が、ある意味

〈 逃げている 〉

ことは確かだとしても
実はそれはその方の人生の

〈 一要素 〉

でしかないのですよね。

逃げているという
側面もあるかもしれない。

けれども、
全てから逃げている訳ではないし、
そもそも
逃げることが全ていけない訳ではない。
逃げた方がよい場合だって沢山ある。

こんなふうに考えてみると
そんなに自分を責めなくてもいいかな
と思えるかもしれません。

これがある意味で

・客観的に見る
・俯瞰して見る

ということではないかな
と思います。

今何かに悩んでいるとしたら
このように
ちょっと悩みから少し離れて
遠くから眺めてみてください。

そうすると
あれ？ と
違う側面が見えてくるかもしれません。

いやいや
そんなことできません。。
とおっしゃるのでしたら
一度 セラとぴあ の
カウンセリングを
お試しくださいね。

一緒に遠くから眺めて
違う側面をお探し致します。

春もすぐそこまで
来ています。

ココロ軽く春を迎えませんか？