足し算の癒しと引き算の癒し

こんにちは。カウンセラーの市岡です。
一昨日くらいから蝉が鳴きはじめ、いよいよ夏!な感じになってきましたね。

ちなみに、私は愛知県からお届けしていますが、名古屋の夏は湿度も温度容赦なく攻めてきます。一度体験してみてください(笑)

さて、癒しの足し算と引き算。

私はカウンセラーですが、ヨーガセラピストという顔も持っています。セラピーとしてヨーガを取り入れようとされる方の多くは、それまでに色々な「癒し」を回ってきた方が多い…そんな傾向があります。

その中で様々な「知識」を得られています。それは身体に関すること、心に関すること、霊性に関すること様々です。

様々なのですが、ほとんどの方は、それを持て余している…というか振り回されている…そんな感じがあります。

新しい「知識」を手にした時(つまり癒しの足し算)、一時的に幸福感や安心感に包まれます。ところが、それは一時的なため、効果が切れると、より刺激の強い何かを求め始めます。

今の状態に満足できないどころか、そんな自分を責め始める人もいます。

それはまるで砂糖中毒のようです。糖分が与えてくれる快感を求めてまた糖分を求めてしまう。そんなことを続けていれば体の調子が悪くなっていくのと同じように、一時的な癒しだけを追い求めていると、自分で自分の首を絞めていくことにつながるのです。

知識は大切です。でも、知識のままだけにしておくと時に自分を苦しめるということを忘れてはいけません。

そのために必要なことが引き算の癒しです。つまり実践することです。

実践するってことは足し算じゃないの?って思われるかもしれませんが、実践してみたらわかります。自分が知っていることの、ごくごくわずかなことしかできないということを。

頭で思い描いているそれと、現実のギャップに最初は戸惑うかもしれません。たいていの人はそこでジタバタしてしまうのですが、このジタバタが実はとても大事で、その過程を通して、実践し実際を体験していきます。

それは本当に地味。華やかさのかけらもありません。でも、確かな手ごたえと、一時的ではない幸福感や安心感を手に入れることができます。そうすると、いらない知識は勝手にどんどんと落ちていきます。(引き算)

なぜなら、自分で実際にやっているから。

なんでもいいんです。まずは実際に自分でやってみる。違うと思ったらやめればいいだけです。でもこれは!と思ったら(その感覚を大切に)、実践し続けてみてください。

きっとあなたの癒しがそこにあるはずです。

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