見出し画像

「いかなる花の咲くやらん」聖地巡り 平塚から大磯編1(山)

聖地巡り2日目です。
前回、湘南平の十郎の硯水池まで回ったという前提で、本日は平塚駅からバスに乗り、化粧坂で途中下車して、大磯駅迄歩こうと思います。
今日もかなり厳しい道のりなので、1日で回りきれない時はご無理なさらず、また、いらして下さいませ。

平塚駅→虎女の化粧井戸→高来神社→高麗山→楊谷寺谷戸横穴郡→延台寺→鴫立庵→照ヶ崎海岸→大磯駅

の予定です。

平塚駅からは3番線二宮行きにご乗車下さい。

化粧坂で下車したら、前方ピンクの建物の右側の道を行きます。

東海道を思わせる松並木です。
私は入ったことがないのですが、風情のあるお蕎麦屋さんもあります。

化粧井戸

遊女である虎女がいた店がこの近くにあり、この井戸で化粧をしたと伝えられています。「いかなる花の咲くやらん」では、この井戸の回りで十郎と五郎と虎女と亀若が水遊びをしていると、店主の菊鶴がマクワウリを持って来てくれる場面があります。
悲しい定めの4人の明るい青春がそこにありました。

バス通りを平塚方面に戻り、高来神社を目指します。

途中に虚空蔵堂があります。


高来神社


赤いのは紅葉ではなく柿です。大きな柿の木にたわわに実る柿。圧巻です。


本堂脇の階建を登り右側が女坂、左側が男坂
神輿は男坂から登り、女坂から降ります。
今日は男坂から登りましょう。


左が男坂、右が女坂
男坂を選びました。


30分の登りです。

もうすぐ大堂という辺りに怪しげな木があります。

話の中で枝を伸ばして永遠ちゃんを通せんぼした木


永遠ちゃん滑落現場

「いかなる花の咲くやらん 永遠ちゃん滑落」で永遠ちゃんが滑落する場面を思い浮かべながら、注意して山を登って下さい。


大堂 お祭りの時の写真です

大堂に到着です。お疲れ様でした。
きつい登りはここまでです。
後は前回紹介した道のりを逆に歩いて
楊谷寺谷戸横穴郡へ行きます。行程は前回の記事を参照してください。

季節によって、色々な花が。



皆様、何を感じられるでしょうか。
縄文時代の遺跡にじかに触れられる事が凄いと思います。管理してくださっている楊谷や松本様に感謝です。

横穴郡を見たら山を降ります。

横穴郡から三澤橋迄は13分
川が道案内してくれます。

三澤橋に出たら延台寺まて、国道を西に5分歩くと延台寺です。
ここは東西南北がわかり易い所です。
海が南、富士山が西、高麗山が北、残りが東。ということで、西へ向かいます。

長くなってしまったので、続きは次回。

大磯町は明治初期の政治家達の別荘が多くありました。今でもその面影が色濃く残り、歴史と文化の町です。美味しい物も多くありますので、楽しんで下さい。

読んで頂いてありがとうございました。
続きはこちら

「いかなる花の咲くやらん」の第1話はこちら


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?