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「aikoの詩。」全曲紹介と回想文。

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aikoのシングルコレクション「aikoの詩。」の全曲について、曲紹介と単なる自分の思い出を書いています。
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#aiko

【全曲紹介と回想文】CD aiko「aikoの詩。」Disc.1

1.花火 3rdシングル。名刺がわりのシングルコレクション、一枚目の一曲目を飾る言わずと知れた名曲。中学生の僕が初めて聴いたaikoの曲です。JR天満駅の発車メロディになっていて、大阪へ行った時はそれを聴くためだけに寄り道しました。aikoは歌詞に大阪弁をほとんど使いませんが、この曲の「はな↑び↓」の歌い方は関西のイントネーションだなーと聴くたびに思います。 収録アルバム:「桜の木の下」「まとめⅠ」 2.KissHug 24thシングル。ゆらー、ゆーらー。PVではaikoが

【全曲紹介と回想文】CD aiko「aikoの詩。」Disc.2

1.えりあし 14thシングル。珠玉中の珠玉のバラードで二枚目は幕開け。ライブでも「ああ、そろそろ終わりか…」と思っていたらaikoがアカペラで「えりあし」を歌い出してまた始まったりするから油断できない。PVでマフラーを巻いているし発売が11月だったこともあって、示唆するような言葉は無いのに冬の情景が浮かびます。最後のサビ(大サビ?)は、しゃんと背筋を伸ばして聴こう。いちどたりともーわすれたことはなぁ↑い。 収録アルバム:「暁のラブレター」「まとめⅠ」 2.二人 23rdシ

【全曲紹介と回想文】CD aiko「aikoの詩。」Disc.3

1.あたしの向こう 32ndシングル。ティロロロロン! PVでは間奏でaikoが遠くにいる彼氏(監督さんらしい)に向かって桟橋を走っていきますが、LLP21のさいたまスーパーアリーナでもそれを彷彿とさせるロングダッシュ&ジャンプをかましていました。直後に息切れもせず歌いだすaiko。どうなってんだ。シングルの歌詞に誤植があったのは内緒。僕は個人的事情により発売日を絶対に忘れません。 収録アルバム:「May Dream」 2.ナキ・ムシ 2ndシングル。「花火」や「カブトムシ

【全曲紹介と回想文】CD aiko「aikoの詩。」Disc.4

1.未来を拾いに 33rdシングル「夢見る隙間」のカップリング。NHK-FMで放送されたaikoの歌詞にまつわるエピソードを募集する特番「aikoうたことば」では投稿数で一位に輝きました。僕は「投稿数で順位をつけたら有名な曲が上位になるんじゃないかな」とぼんやり思いながら番組を聴いていたので、aikoが築き上げてきたファンとの関係の深さに改めて驚かされたのです。前向きなメッセージを「死ぬほど」という言葉で飾るところが、さすがaiko。生きる力と意味をくれるようなエネルギッシュ