¥想いか人数か¥
会員制の事業をする場合、経営的には「人数」が増えれば収入が増えるから、人数重視になるのが当たり前なんだろうけれど。
起業から6年目になり「会員」とは何かを考えるようになってきた。
入会してくださる方を見ていると色々わかることがある。
特に退会される方の理由。
・コワーキングを使う機会がないから
・企画に参加する時間がないから
・なんか違うと思ったから
こういった方の入会経路は「人から勧められて」という場合が多い。
反対に、自分で探し、自分でイベントに参加や体験をして、
・あ、私が活躍できる場所はここだ
・活用できそうなのはここだ
・役立ちそうなのはここだ
・楽しいな
と思った方は、ありがたいことに何年も更新してくださる。
そうはいっても、退会手続きをするのは気持ちが沈んでしまう。なんとなく「この方は合わなそうだな」と予想していたとしてもだ。
沈みがちなそんなある日弊社GMから「会員事業は、最終目標のための手段の一つであったはず」と言われ「あぁ、確かにそうだった」と思いだし、少し気が楽なった。
私が起業した理由は、地域と医療がつながる仕組み、健康なうちから医療や介護などの情報に触れて、興味を持つ新しい仕組みを作ることだった。そのためにはまずは、実績を積もうとしたんだった。
私たちの会員事業に集まってほしいのは、「自分が誰かの役に立ちたい人」「知識を得たい人」だった。
誰でもいいわけではなかった。今だって誰でもどうぞという手法は取っていない。面談もするし 安くはない会費も頂戴しているのはそういった理由もあったんだった。
自分で探して、ここを見つけてくれて、ここで活躍してくれたり、仲間を作ってくれる人が来てくれたらいいんだった。
私はその方々の役に立てるような仕事をするんだ。
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