「今考えると、あれって贅沢な時間だったんだなー」と思うこと
先日noteにて、千葉県の銚子でこの時期限定でいただける「入梅(にゅうばい)いわし」という、とてつもなく美味しいイワシの思い出についての情報を共有させて頂きました。
これを書いていていろいろ思い出したのですが、
当時私はまだ実家にいて、少なくとも毎年2回。
夏はイワシを、冬はキンメダイを食べるためだけによく1人で銚子まで出かけていたのでした。
いかに千葉県人といえども銚子となると最東端です、いざ行くとなると1日がかりの辺境への旅路となります。
当時、私はまだ結婚もしていなく、なかなかのいい歳でしたが親元にお世話になっていました。(ただただ感謝!)
地元の友人たちはすでに結婚していて皆忙しかったので、私はひとりリュックに何冊か読みかけの本だけ詰めこんで一日がかりで「魚」を食べるためだけに遠路はるばる銚子くんだりまで出かけたものです。
房総の大地に広がる田園風景の中をひた走る「成田線」にゆられて2時間弱。
車窓から眺める青い空とどこまでも続くかのような初々しい初夏の稲穂がとても美しかったのを覚えています。
あの頃の自分にとってはなんの変哲もないありふれた日常の一部でしたが、今改めて考えると「あれってずいぶんと贅沢な時間を過ごしていたんだなー」と思います。
人生一寸先に何があるかわかりません、その時その時であじわえる小さな喜びに感謝しながら生きていきたいものです。
と、
今朝ぼんやりとそんなことを考えていたら、なんだかいてもたってもいられない気持ちになり、私が運営している「東京ローカルフード」というMeetupで今が旬の「入梅いわし」を食べに行くという内容のイベントを企画してしまいました。
ご興味ございましたらイベント自体は無料ですので、お気軽にご参加ください。
さすがに銚子なので交通費がなかなかなものですが、旬のモノは今しか味わえません!
ご一緒に贅沢な時間を過ごしましょう!
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