素人の私が初めてKindle本を自費出版してわかったメリット
昨年生まれて初めて本を出版してみました。
「銭湯ラン入門」というタイトルの本で、Kindle形式でつくってAmazonで販売しています。
Kindle本を作成する方法は皆さまご存知でしょうか?
私はSigil(シジル)という無用でダウンロードできるWebツールを利用し、KindlePreviewerというこれまた無料ツールで確認作業をしました。
この記事では、
ブログやSNSで情報を発信が容易な現代において、わざわざ本を出版することのメリットを、私なりの体験を通じてまとめてみました。
働いてないのにお金が稼げる
Kindle出版はAmazonで販売できます。
販売には審査が必要ですが、著作権に違反したりポルノなどでない限りは通過可能かと思われます。
正直生まれて初めての出版だったので、作品自体の質には自信はありません。
しかし、Amazonという巨大なプラットフォームのおかげか、月々ちょっとした金額が私の口座に振り込まれます。
たとえ数千円程度といえど、私のような弱小フリーランサーには大変ありがたい金額です。
しかも一度作ってしまうと自分自身が労働をしない間もお金が発生します。
これまで「労働集約型」の生き方しか知らなかった私には、これは少し不思議な感覚です。
名刺代わりになる
2か月ほど前に大手雑誌である「OZmagazin」さんからインタビューして頂きました。
温泉や銭湯を特集したページで「銭湯ラン」について簡単に教えてほしいといった内容でした。
OZmagazinは妻が大ファンだったので、私も大変光栄でしたが、同時に私に声がかかったことに驚きました。
おそらく「銭湯ラン」というマイナーなテーマについて本を書いていたのが、私だけだったため選んで頂けただけかと思います。
まだ誰も書いていないテーマをチョイスすると、先行優位で大手メディアや企業から声がかかることがあるかもしれません。
著者と名乗れる
みなさんは作家に憧れたことはありますか?
私は中学生の頃、アガサ・クリスティーやコナン・ドイルといった海外ミステリー作家に憧れていました。
そのころ書いた処女作を父親に見せたところ、親戚中に暴露されてしまい黒歴史となった事は、今となっては懐かしい笑い話です。
そんな中学生の頃に憧れた「作家」という存在に、自分の本が売れたという事実で1mmくらいは近づけたような気になっています。
SNSなどの自己紹介欄に「著作」として紹介させて頂いているのも、大変おこがましいことだと自覚しつつも少し誇らしい気分です。
自分の考えを一つにまとめられる
最後にお金や地位とは全く関係ないことですが、自分が考えている世界観を一つの体形に落とし込めるとゆう点です。
確かにブログやSNSで多くの方が、自分の考えを手軽に発信できる世の中にはなりました。
それはとても素晴らしいことですが、日々のツイートや投稿は、断片的で刹那的なものになりがちです。
本はそれらの日々の想いの断片を繋ぎ合わせ、自分なりの体系化された世界観として伝えることが出来るメディアです。
「せっかくこの世に生を受けたのだから、どんなに小さくとも何かまとまったアイデアとして提示し残したい」と以前から想っていたので、こういったカタチで実現する方法を学べたことは嬉しいです。
まとめ
以上、本を出版してみて感じたメリットでした。
ブログやSNSと違って、少し時間や手間がかかりますが、私にとってKindleでの自費出版はとても良い経験となりました。
ちょっと大げさかもしれませんが、人生のひとつの節目になったといっても過言ではありません。
これをお読みいただいた方の中で、もしご少しでも興味ある方がいらっしゃいましたら、是非チャレンジしてみると面白いですよ!
今後、具体的な方法についてもまとめてみようと思いますので引き続きよろしくお願いいたします。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
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