見出し画像

#8日常が旅になる町 旅気分に酔っちゃいな (石川町 えびす温泉)/町に出よう 銭湯浸かって 湯上がりは食堂で1杯

石川町に訪れる人・働く人・住む人にとってのオアシス「えびす温泉」

ベージュ 風景 山 旅行写真ポストカード

僕が「えびす温泉」を知ったのは、学生時代に安い飛行機チケットを買って、早朝便に乗る為、寿町にある安宿に泊まり、そこのフロントスタッフの方にお薦めしてもらったのが始まりだ。その時には、その後、その町で働き、その町のそばに住むなんてことは考えてもみなかった。この時点での「えびす温泉」は、石川町に訪れる人にとってのモノであり、初めて入る寿町という町に緊張していた僕にとっては、安心することの出来る場所であった。

新卒で入った会社を辞めて、また神奈川に戻ってきた僕。多くの人の笑顔を見たくて、飲食業に入ったのに、自分が笑顔になれてないことに嫌気が指していた。ただ、まだ飲食業には未練があって、横浜の元町にあるスタージュエリーが運営しているレストランカフェに入った。そこでは、朝から晩まで厨房に立ち、様々な食材と格闘をしていた。この時の先輩の誘いで仕事終わりには銭湯に行き、次の日が休みの時にはBarにいくことが日常になっていった。今思い返すと、銭湯からのはしご酒の魅力を知ったきっかけだったのかもしれない。

その2年後、職場を変えた僕は石川町に住むことになる。石川町に住んで良かったことの一つは徒歩15分圏内にいくつかの銭湯があり、その周りにも良い飲食店が集まっていることでもあった。職場も石川町であった僕にとっては、職住近接を体感する暮らしをすることでもあり、より銭湯が身近になった暮らしでもあった。

僕がお薦めする「えびす温泉」の入り方

サウナは別途料金がかかるので、それを追加するかどうかが悩み所でもある。勿論、サウナを付けた方が過ごし方の幅は広がるが、サウナを抜きにしても、充分愉しむことが出来る風呂の種類があることも「えびす温泉」の推しポイントの一つでもある。

まずは、立ち湯からスタートすることがお薦め(湯船に入る前には身体を洗ってから入って下さいね)ちなみに、こちらの立ち湯には、足裏を刺激する石が設置をされていて、自分の身体の疲労度合いを知ることが出来て良いのだ。立ち湯のすぐ脇には、電気風呂があるので、立ち湯を最後まで歩いたら、そのまま電気風呂に行くと心地良い気持ちになる。ここの段階で、身体がポカポカとしてくると思うので、手首・足首を水シャワーで流しリフレッシュした後に少し休憩を挟んでいただきたい。

その後は、薬湯に入ってから、ジャグジーなどを挟みつつ、半身浴でゆっくりと身体を温めてゆく。顔からじんわりと汗が出てくる感覚を感じたら、また水シャワーでリフレッシュをしつつ、休憩を。

そして、また立ち湯に戻り、自分が心地良いなと思うタイミングで上がることが良い「えびす温泉」の浸かり方であると僕は思っている。

えびす温泉について詳しい情報はこちらから

えびす温泉から歩いて2分 横浜中華街で旅気分を味わう

えびす温泉は、石川町駅から徒歩5分ほど。ということは、必然的に中華街も近いということで、えびす温泉を訪れた後には、中華街に足を運ぶことをお薦めしたい。そこで、旅気分を味あうのに、もってこいのお店が、「天龍菜館」さん。

天龍菜館の詳しいアクセスなどに関してはこちらから。

初めて訪れる人にとって、足を踏み入れるのに少し躊躇してしまう佇まいではあるものの(どのような佇まいかは実際に足を運んでみて下さい)、入ってしまえばこちらのモノ。本当に中国に来たのではないかと思える店内と、メニューの豊富さとコスパの良さには驚かされる。まずは、瓶ビールを発注。お酒を注文すると付いてくる甘酢漬けも美味しいことも嬉しい。

画像3

ビールを呑みつつ、水餃子が届くのを待つ。餃子はサブの存在ではなく、メインをはることが出来る料理であると感じたのも、このお店だった。自家製の辣油には、砕いた胡桃等も入っており、辛さの中に深みがあり、水餃子のもちっとした食感にも、とても良く合う。

量が多いと感じる方は、お店の方に言って、持ち帰り用の箱をいただこう。そして、僕は象の鼻パークまで足を運び、海を眺めながら、持ち帰り用にした肴をつまみながら呑むビールもこれまたよいのである。

画像3