路上で生きるのはもう限界。立ちんぼ女性が売春を上がるとき、その現実&賢い卒業の仕方は?
前回、歌舞伎町の名物女性ホームレスの窮状を書かせてもらいました。路頭に迷った39才の”ヤマンバギャル”のねーさんが、どうにかして誰かに助けてもらおうと、ここ数日、町内の立ちんぼスポットである『ハイジア』で、”ミニスカノーパンでのM字開脚”という無茶苦茶なヘルプアピールをしているんです。見てられないって、どなたか助けてやって! という意味を込め、記事にさせてもらいました。
ただ、その記事を読み返し、漠然と思うことがありました。
こんなことを言うと元も子もないんですが、現実、彼女が路上を卒業するのってなかなか難しいんじゃないかと。
世の中はそんな甘くない。足長おじさんなんてのはそうそう現れるもんじゃない。
頼れる先は現実的なところ、役所の福祉課、つまり生活保護くらいしかないんでしょう。が、生活保護は、生活に何かと制限がかかります。一番のネックはやはり、生活保護の受給額だけでやりくりしなくちゃいけないってことでしょう(※仕事をしてもいいんだけど、役所への申告が必要で、稼いだ給料分は、生活保護の受給額からさっ引かれる)。
受給額は、例えば、新宿区で単身だと月13、14万です。
んんー、どうでしょうか。
ハイジアの女性陣を見渡せば、いったん生活保護になって路上から卒業したものの、受給額だけではやっていけず、売春を再開する人間が珍しくありません。で、だいたい以下の流れ。
果たして、路上へカムバックです。これが現実です。
じゃあ、立ちんぼ女性たちは、どうやったら完全に路上から卒業できるんでしょうか?
わたしが知る元ハイジア嬢の一人に、
<生活保護を受けつつ、役所にバレずに働くことができてかつ、オンナを売らなくてもいい職場を見つけ、路上を卒業した方>
がいます。
メグさん(仮名・50代)。
”役所にバレずに”ってことに対する是非はともかく、ある意味、理想的だなぁという印象です。
ヤマンバギャルさんが、これから何とか浮上するには、メグさんをマネるってのはアリな気がします。
ってことで本日は、メグさんのことを紹介しつつ、わたしなりに、ハイジア嬢の路上からの卒業の仕方への、一つの答えを提示します。
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