メンズ地下アイドルの事務所『ＮＡプロモーション』の摘発を受け。ライブに通ってた女の子に話を聞いてみたら、”メン地下”シーンはやっぱり闇が深すぎた

★この記事は、１月２２日に書きました。

　６日くらい前でしたか、東京でメンズ地下アイドル（メン地下）を運営する事務所の社長と最高顧問が逮捕され、ニュースになってました。

　おれがまず「おっ！」と目を見張ったのは、事務所の名前です。

『ＮＡプロモーション』

　見覚えがある名前じゃないですか。昨年春、未成年の女の子の客に酒を出していたという容疑で摘発された、歌舞伎町のメンズコンカフェ『ＮＡカフェ』のオーナー会社ですよ。何だよ、まだやましいことをやってたのかよって感じですね。

　報道によると、今回警察が睨んだのは、ＮＡプロモーションのメン地下のライブだそうです。

　何でもそのライブには、ステージの前に演者のメンバーの男の子たちが立ち、チェキを撮りたい女性客に一枚１千円で対応するという「チェキ会」なる時間があって、それ自体は別に悪くないんだけど、問題はその状況。

　女性客にジャンジャン金を使わせて儲けたい事務所側が、メンバーの男の子らに「女の子たちの恋愛感情をあおれ！」と指示、派手なボディータッチが常習化していたとか。

　で、警察が社長と最高顧問に対し、

——こちらが調べた日のライブのとき、おたくらんとこの男の子が客の女の子のオッパイを服の上から触ってたよね？　それ、あんたらの指示でしょ？　東京都の迷惑防止条例に引っかかるから——

　という容疑をかけたってのが、逮捕の概要のようです。

　このニュースを見て、おれはこう思いました。

　ＮＡプロモーションが悪どいライブをやっていたのは間違いないんだろうけど、この容疑での社長＆最高顧問の身柄の拘束ってのは、少々無理やりなんじゃね？

　警察がさほどに強引にＮＡプロモーションを叩いた理由は何だろう？

　そこはやはり、ここんとこ、メン地下というジャンルが何かと騒がしいからでは？

　となるこの一件、今の繁華街を巡る社会問題の把握という意味でも、なるべく深く理解しといたほうがいいはず！

　ってなわけで本日、過去にＮＡプロダクションのライブに通っていたという知り合いの女の子から、話を聞きました。

　共有させてもらいます。