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福祉課に内緒で収入がほしい! 生活保護を受けつつ働く「違反ワーク」、歌舞伎町でお勧めの職場は?

 生保会社から、今年支払った保険料の控除証明書が届きました。会社員であるわたしの場合だと、年末調整のときに使う紙です。今年ももうこういう時期ですか。

ほけん

 そこでふと、頭に浮かんだことがあります。

 生活保護を受けている知り合いの歌舞伎町住人(Aさん)が言ってた、年末調整に関するある愚痴です。

 ちょっと込み入った話なんで、順序立てて説明しますね。

 生活保護には、以下のルールがあります。

●生活保護を受けている人間は、規定の支給額(新宿区:単身世帯14万円程度・家賃含む)の中で生活をしなければいけない。
●とは言え、働いて所得を得ちゃダメってわけではない。が、働いた際は、福祉課にその収入額を申告しなくちゃいけない。
●で、申告をすると、その収入額の分、支給額が目減りする。要は、支給額の中で生活しなくちゃいけないってことには変わりは無い。

 と、こんなルールがあるため、生活費を増やしたい生活保護の人間が、福祉課に内緒で雇ってもらえるバイト先を探し、そしてノー”申告”で働き、生活費を増やすということがよく行われています。

 仮にそれを「違反ワーク」と呼びましょうか。

 Aさんのその愚痴ってのは、その違反ワーク絡みの話です。

 何でもAさん、今年の春から、ある会社でバイトをしているそうなんですが、

「一応、現時点ではまだ福祉課バレはしていません。けど、12月にたぶん、会社が年末調整をやります。そしたら福祉課バレし、ケースワーカーが『今年働いて稼いだお金(合計約70万)は本来、支給額からさっ引くお金だったわけですから、全額、役所に払って下さい』と言ってくるはず。最悪です」

 とのことです。

 この愚痴、読者のみなさんは、どう感じられるでしょう?

 おそらく大半の方の気分は、「ま、自分が悪いっしょ」、このあたりでしょうか。

 ただ、人生ってのはドコでつまづくかわからない、平均7、80年の過酷な長旅。この先、自分の身に何が降りかかってくるんだろう? そういう漠然とした不安は、誰しもが抱いているはず。

 ゆえに、こういう話ってのは、多くの方の興味をソソるテーマであるんじゃないかと思います。

 てなわけで、本日は、みなさんが、不本意ながら生活保護を受けることになるかもしれないそのときのために、

<歌舞伎町で、福祉課に内緒で雇ってもらえそうな職場はどこか?>

 これを考えてみましょう。

 ただ、

①法律に反してそうな仕事
②性風俗系
③自転車での弁当配達などを含む、カラダ酷使系

 このあたり仕事は、精神的&体力的に明らかにシンドそうなので、除外しましょう。

 では、えーとそうですね、どういう職場が考えられるかな?

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