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sentence アドベントカレンダー

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12月1日〜25日までの期間、sentenceのメンバーでアドベントカレンダーをつないでいきます。今年出会ったひと、もの、学び……など「出会い」をテーマに綴ったみなさんの記事を2…
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夜と音楽と遊歩道

※このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダーの一環で書いています。テーマは「2021年の出会い」です。 ___ マフラーのない首元から、冷気が流れ込んでくる。 パーカーのチャックを全部上げて、左手で首元をつかみながら走り出す。 このあいだできたばかりのカフェ兼バーは24時クローズと書いてあったけれど、まだまだにぎわいそうだ。今晩は、YOASOBIを聴いている。 11月も末の末、ランニングを始めた。長男のサ

「できないこと」を増やそう。2021年の振り返り

2021年、仕事をすればするほど「できない」が増えていった。 まず企画ができない。今年から料理系サイトの記事を企画・執筆する仕事に加わった。もともと、じっくり考えて企画を出すのが大好きだった。記事の企画を考えるために何時間もリサーチし、スーパーやコンビニを散策してネタ探しをした日もある。空いた時間は極力企画だしに使っていた。そうして大量にアイデアを書き出し、「これはイケる!」と思った企画案をつくりあげた。 自信満々に提出した企画だったが、なんと半分以上はボツになった。理由

東京での暮らしは甘い。2021年の出会いを振り返ってみた

先に社会人になった友人が教えてくれた。 「大学生までは勝手に時間の“区切り”をつけられていたけど、社会人になったら自分で区切りをつけなければいけないんだよ」 分かる。ごく最近まで学生だった私も、学生最後の方は週5でインターンをする日々で、結局卒業式にも行かなかった。それでいつの間にかぬるっと学生生活を終わらせてしまった。 なんとか曖昧になっている生活へ“区切り”をつけようと、社会人になるタイミングとほぼ同時に、大学4年間お世話になった埼玉から引っ越した。 憧れていた東

2020年、lifex magazine創刊と「共に書く」ことで見えてきた「未熟さ」と「希望」。

2020年も残りわずか。 私にとって2020年は、大学中退&結婚の2018年と出産の2019年に続き、忘れられない色濃い1年になった。 lifex magazine創刊今年1番の出来事は、現在も制作中のWeb雑誌制作を始めたこと。 ちょうど2020年になって1週間ほど経ったとき。 旦那氏からの「webで見れる雑誌、作らない?」の一言からU25向け雑誌を作ることに決めた。 そこから18〜25歳までのメンバーを集めて編集部を立ち上げ、2月から制作開始。 「U25向け雑