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2020年、lifex magazine創刊と「共に書く」ことで見えてきた「未熟さ」と「希望」。


2020年も残りわずか。

私にとって2020年は、大学中退&結婚の2018年と出産の2019年に続き、忘れられない色濃い1年になった。


lifex magazine創刊

今年1番の出来事は、現在も制作中のWeb雑誌制作を始めたこと。

ちょうど2020年になって1週間ほど経ったとき。

旦那氏からの「webで見れる雑誌、作らない?」の一言からU25向け雑誌を作ることに決めた。

そこから18〜25歳までのメンバーを集めて編集部を立ち上げ、2月から制作開始。

「U25向け雑誌」というざっくりしたところから「固定観念に囚われず、自分が最適だと思える人生をフレキシブルに歩めるU25(同世代)を増やしたい」という想いを込めて、4月にlifex magazineを創刊。

続いてvol.2を8、9月に毎週記事を追加していく公開方式で発行。

一緒に試行錯誤しながら制作を進めてくれた編集部員はもちろん、できたばかりで至らない点も多い編集部の取材にご協力くださった企業様、個人の皆様のおかげで今があります。


創刊号では、仲間集めサービスのTOMOSHIBIさんと「これからの働き方」をテーマに対談をさせてもらい、「ポートフォリオ型キャリア(複数のキャリアを持ち合わせる働き方のこと)」について考えたり。

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シェアハウスのオーナーさんと住民の方々に取材させてもらって、シェアハウス生活の魅力やそれぞれのシェアハウスにまとう文化を取り上げさせてもらったり。


vol.2では、せやろがいおじさんと「政治✖️ U25」をテーマに対談させてもらったり、シオリーヌさんに「性におけるパートナーとのコミュニケーション」についてお話を伺ったり。

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※内容がとても濃いので、ご興味のある方はぜひlifex magazineをご覧ください


制作環境そのものを作るところからのスタートで、やればやるほど課題が出てきた。同時並行でマネタイズに向けて動きつつも、部員も全員ボランティアでの制作。学校や本業の傍ら、lifex magazineが掲げるビジョンに共感して週2回のMTGと制作作業に取り組んでくれた。

なかには、lifex magazineでの執筆からステップアップして企業案件を取れるようになった人や、前から取材してみたかった方へのインタビューが実現し、新しいきっかけを掴んだ人もいた。

一方で、色々な事情から制作現場から離れた人も。

その一部には、編集長としての私の足りなさを感じて編集部から離れることを決めた人もいた。(今後何かの形でまた関わりたい想いもありつつ、他者からの信頼がどのようにして失われていくのかを学ばせてもらったことに、とても感謝しています)

私自身の未熟さで色々な人に迷惑をかけながら、どうにか今も制作を続けられてることは、感謝してもしきれないほど幸せなことです。そして、来年も沢山の方に迷惑をかけながら、人の何倍も汗をかいていく所存です。


Web雑誌の可能性

Web雑誌という媒体の魅力は、多ジャンルの記事を一つの雑誌に詰め込むことで、自分が今まで興味を持てなかったり知らなかったりしたテーマにも触れられる機会を提供できることだと、まだまだ素人ながら、制作を通じて感じていて。

日頃私たちが使うSNSでは、その都度自分が好きなコンテンツを選べる。一方で、自主的な検索や友人からの紹介がない限り、「知らない世界」との距離は縮まらないとも言える。

だからこそ、1つのジャンルに縛られず色んなコンテンツがごちゃ混ぜになってるメディアが今必要で、そこから生まれる「好き」や「知りたい」「やりたい」があると、私は信じてます。


lifex magazineのスタンス

lifex magazine として大切にしているスタンスが2つある。

それは、1つのテーマに対して明確な「答え」は出さないということ。

「この現代において、個人の生き方や考え方に『絶対的な正解』はない。だからこそ私たちは同世代の仲間としてより多くの選択肢があることを知らせていく役割を果たしたい」という想いから、このスタンスを毎号の制作において重視してる。


もう一つは、「部員も読者の1人である」こと。

lifex magazineが掲げる「固定観念に囚われず、人生をフレキシブルに歩むU25を増やす」。それを通じて、これから社会に出ていく、社会をつくっていくU25世代が自分に合った価値観を体現できる社会を目指す。

一方で、私含めて部員それぞれがまだまだ「こうあるべき」「〜しなければいけない」という考え方につい囚われて、苦しくなることがある。

そんなとき、私たちと同じように1つの固定観念に囚われて生きづらくなってるU25世代の仲間に向けて、どんな考え方や選択肢を提案したいか、そして彼らは何を望んでるのかを考えて、一つ一つの企画案ができていく。

私たちは「制作者」であり「読者の1人」という感覚があることで、より共感性の高い記事が書けるんじゃないかと試行錯誤してる日々です。


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まとめ

ここまで、lifex magazineの今年1年のストーリーとスタンスについてお話ししてきました。

そして来年は1.15(金)からlifex magazine vol.3が始まります。

それに向けてこの年末も個人で動いてくれてる部員、連絡をくださる取材先の方々がいて、待っていてくれる読者さんたちがいる。

このnoteを読んでくださってる方を含め、関わってくださる方々に「時間を使ってよかった」と思ってもらえる1冊を作っていけるよう、これからも精進します。

まだまだ改善点の多いメディアですが、来年もよろしくお願いします!


このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー最終日の記事でもあります。



関連情報
U25向けWeb雑誌 liflex magazine
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「書く」と共に生きる人たちのためのコミュニティ
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