高島知子|編集ライター@マーケティング

おもしろいほうへ、むつかしいほうへ。主にマーケティング領域で活動する編集・ライターです…

高島知子|編集ライター@マーケティング

おもしろいほうへ、むつかしいほうへ。主にマーケティング領域で活動する編集・ライターです/マーケ×編集ライティング×2児の母の生活者視点で考えたり書いたり/広告系雑誌編集者→2010年よりフリー/旅とお酒が好きすぎる

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コンテンツに必要な3つの"I" ――Information 情報, Intelligence 知見, Inspiration ひらめき

去年(2011年)の秋、友人にご縁をいただき、千葉商科大学でメディアを学ぶ学生さんたちに「現役編集ライターは何をやっているのか」的なテーマで講義をさせてもらいました。そのときにお話ししたことをいくつか書いておこう……と思いながら1年以上が経ってしまった! 書き貯めていたそのひとつを、この年末差し迫る今日アップしたいと思います。 長くなってしまったので、先に要約しました。 良質な記事とは、Information、Intelligence、Inspiration、の3つの要素

    • 雑誌『広告』の執筆を通して学んだこと ー私はずっと旅をしていた

      今年3月31日に発行となった博報堂の雑誌『広告』文化特集号にて、「129流行の歴史とその功罪」の記事を担当させていただきました。それが今日2023年9月4日のお昼から明日5日正午までの24時間、無料公開されています👏。 関東学院大学の神野由紀教授、関西学院大学の難波功士教授、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの山口真一准教授のお三方に取材し、考察しました。無料公開後は100円で購入できるそうです。他の記事も購入可能、あるいは順次公開になっていくので、ぜひご注目

      • 2023年3月の日記① 言葉はDNAの塩基配列か、否か

        3月○日 3月の給食は20日(月)まで。という衝撃的事実を知って、気を確かに持とうと思った(注:給食終了後は学童へ持たせるお弁当をつくらねばならない)。 2月、飛び飛びだけどつらつら書いてみて思ったのは、あまりにも生活であるな、ということ。あまりにも生活。どこを切っても生活。仕事の詳細は書かないにしても、あまりにもではないか。ただ、それが多少は自分の力になっているのかもしれない。 マーケティング領域で取材する方々には、かならず「相手」がいる。顧客という相手に目を向け、想

        • 2023年2月の日記③ 夜明けの空に映えるサミット

          2月〇日 以前、お知り合いで子育ての先輩が「子どもの動画もいいけど音声を録っておくといい」といっていたので、タロー2歳くらいのときからときどき音声を録っている。今日はジローの保育園お迎え時、はっと思い立って初めて外で録ってみた。 園に仲のいい子がいる。その子のお母さんとお迎え時間が重なることが多く、私が急いで行っても「待ってる!!」といって門のそとでその子を待つので、早くは帰れない。でも、子ども同士の掛け合いは楽しい。なんでそんなことで笑ってるんだろう、っていう内容だけど

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        • 日記
          4本

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          2023年2月の日記② あいまいさをつかまえる

          2月〇日 昨晩は寝落ちしてしまった。AM5:30に走る。いつも同じコースを走っているのだけど、手袋を外し、パーカーのジッパーを開ける地点が少し手前になった。息があがり、暑くなるのが早くなった。 伝聞、という伝達方法について考える。私は文章にすることを仕事にしてきたので、たとえば仕事外でかかわっている活動でも、来年も誰かがやるならこれマニュアルにしておけばいいんじゃないかとか、Googleドキュメントを不特定多数が編集できる形で共有すると便利じゃないかとか考えるのだけど、ど

          2023年2月の日記② あいまいさをつかまえる

          2023年2月の日記① 短い記事、長い記事

          2月〇日 Twitterでふと、次の田中ひろのぶさんの投稿が目に留まった。 はっ。そうだった。今はこういう裏方で書く仕事をしているけれど、そのずっとずっと前から私は日記を書いていたのだった。20年以上書いていた。また書けばいいんじゃないか。noteもワンテーマと思うから進まないのだから、とりあえず手を動かす訓練になるんじゃないかと思って、つらつら書いてみる。 * 引越し前の地域の保育園にそのまま通っているので、ジローは電車通園している。今朝は車中でずっと私のひざに座り

          2023年2月の日記① 短い記事、長い記事

          「言葉はまるで雪の結晶」という歌詞における「言葉」を考える――Official髭男dism「Subtitle」より

          『silent』みてますか? 今晩、最終回ということで、なんだかどうして「つきあってよかったね!」というわかりやすいハッピーエンドにならないような気がして、早朝からざわざわしています。 TVerがとても盛り上がっていて、手話に関してなど制作の舞台裏を3本にわたり公開してくれていてとてもおもしろいし制作の視点で勉強にもなる。ふだんドラマを見ない人も、制作に携わる人ならこの舞台裏はぜひ見たらいいと思う。 (あぁ~しかしこれは埋め込みでもサムネイルが出ないので、画像はキャプチャ

          「言葉はまるで雪の結晶」という歌詞における「言葉」を考える――Official髭男dism「Subtitle」より

          「僕はそんな言葉を使っていない!」と電話でお叱りを受けた話

          今年(2021年)うれしかったことのいくつかのうち、仕事においてだったら一等賞だったのは、ライティングを担当した記事で取材相手に 「言いたかったことが書いてあった。お見事!」 と評してもらったことでした。……実際には、編集さんへのメールを私に教えてもらう形で伝わったので、ライティング自体というより記事全体に対する評なのだけど、自分への評価とポジティブに受け止めているw その記事は対談で、わーっと話が盛り上がったのだけど、対談したお二人は業界でトップレベルなので、そのまま

          「僕はそんな言葉を使っていない!」と電話でお叱りを受けた話

          夜と音楽と遊歩道

          ※このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダーの一環で書いています。テーマは「2021年の出会い」です。 ___ マフラーのない首元から、冷気が流れ込んでくる。 パーカーのチャックを全部上げて、左手で首元をつかみながら走り出す。 このあいだできたばかりのカフェ兼バーは24時クローズと書いてあったけれど、まだまだにぎわいそうだ。今晩は、YOASOBIを聴いている。 11月も末の末、ランニングを始めた。長男のサ

          はじめまして。

          プロフィールをご覧いただきありがとうございます。編集ライターの高島と申します。かれこれ15年ほど、マーケティング領域で活動しています。2010年からフリーランスで、Webメディアや雑誌の執筆や編集、書籍の編集などを担当してきました。そのあいだに、元気ありあまる怪獣を2人ローンチしグロースしております。常にリソース不足で〆切に追われていますが、ありがたいことに仕事に恵まれ、ここまで生き延びてきました。 仕事の実績は、about.meというサービスにまとめているので、ここでは以