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sentence アドベントカレンダー

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12月1日〜25日までの期間、sentenceのメンバーでアドベントカレンダーをつないでいきます。今年出会ったひと、もの、学び……など「出会い」をテーマに綴ったみなさんの記事を2… もっと読む
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#2020年

過去を捨てたら、新しい出会いがあるってホントだね

思い出を捨てるのが苦手で、過去の人間関係を捨てるのが苦手だった。 これまでの自分を捨てるのが苦手で、前に進んでいく人にすがりついている自分が嫌だった。 「大切」という言葉でコーティングして、変わっていくことを怖がっていた。でも、今年はそんな使い古されてほつれた上着を少しずつ脱ぎ捨てられた年。 自分の新しい感情と出会えた年。それが、2020年でした。 ある人の言葉で大事にしたいことが見つかった今年は、女性ファッション誌minaの編集アシスタントへ転職し、自分としては大きな

2020年、家と私

留守の多い人生を送ってきました。 自分には、家にこもる生活が、見当つかなかったのです。物心ついたころには保育園に通い、小・中・高・大と学生生活が終われば会社員。文字通り朝から晩までオフィスにこもり、「家に帰ってもあと数時間したらまた出勤か」と、帰る意味がわからなくなったこともありました。 時が経ち2020年。桜の開花よりも先に世界が急変し、まるで手のひらを返したように家で過ごす日々が訪れました。リモートワークが通常モードになり、平日は一切外に出なかった、なんてことも。ただ

書くことに向き合うため、私はこれから、「書くこと」を手放していくだろう

つい先日、ツイッターのタイムラインで「写真も撮れる愛知県の取材ライターを探しています!」との投稿を見かけた。投稿されてからすでに半日以上経っており、多数RTもされていた。 愛知県に住んでいて、一眼レフが手元にあり、取材ライティングに強く関心を持っていた私は「おそらく、もうライターさん見つかっているだろうな…」と思いつつも、念のため過去の作品と一緒にDMを送ってみた。困っている相手に対し自分が力になれるかもしれないと思ったこと、そして経験を積みたいと思ったからである。 予想

場づくりから生まれた出会い

寒さが増したことにより、こたつとの友情が深まりつつある今日この頃… こたつの温かさを感じながら、2020年の出会いについて振り返ろうと思う。 2020年の出会いを振り返ったときに、真っ先に思い浮かぶのは、 オンラインイベントを通して出会った人たち。 大学3年生になり、気が進まない中、就活の領域に足を入れた。 自己分析をしながら、「働く」こに対して真正面から向きう日々。 調べれば調べるほど、自分の知らない業界や業種が出てきてて、 新しい発見の連続で面白かった。だが、面白さを

書いて、出会って、広がって。

このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー2日目です。 2020年はじめに、こんなnoteを書いた。 日付は2月。思い返すと、私にとって「書く」にまつわる大切な出来事があった月だ。シンガポール首相の演説に感激して翻訳したら、Facebookで友人にたくさん反応をもらった。 大学で教鞭をとっている友人に「大学の生徒たちにも読ませたい」というコメントをもらった。誰でも読めるようにとnoteにも掲載したら、見知

Into The Nature〜自然の扉を開けた2020年〜

2020年は自然との出会いだったーーそういうと、なんだかおかしな気持ちにもなる。人間も自然の一部なはずだし、自然は日常のそこら中にある。でも、自分の身体感覚として、「自然なるもの」と少しでも通じあえたという感覚に出会ったのは、今年が初めてだった気がする。 今回は「2020年の出会い」というテーマで、今年出会った自然に想いを馳せながら、振り返ってみようと思う。コロナ前からフルリモートで自宅に引きこもって仕事をする暮らしをしていた人間が、環境保全の活動に携わり、樵の修行を始める