子育て〜習い事は何をさせる?
可能性を潰したくない親の気持ち
無垢で生まれてきた我が子はどんな才能があるんだろう、下手なことして気づかずに才能を潰したくない、と親なら思います。
音楽、運動、語学、ダンス…思い付くもの全て、財政事情にもよりますが、できる限りのことをしてあげたい、という気持ちは理解できます。
年齢に応じた学び
でも、子育てやお稽古に来る小さなお弟子さんに教える経験をしている者としては、焦らないでほしい、と思わずにはいられません。
個人差があり、何歳何ヶ月でこれができます、なんて言えませんが、ですから同じ踊りを教えても、同じタイミングで進むこともあまり無いのですが、
例えば絵本を読んであげていても、絵だけを見ていたのがある時文字に気がついて、「これ、なに?」と聞いてくる瞬間。
興味を持った時が教える時、ですね。
親が楽しいものは子供も楽しい
私の夫は自然が大好きで国立科学博物館もよく行っていました。
幼稚園児になった子供を連れて2人して開館と同時に入り、閉館までたっぷり堪能して「楽しかった」「全然時間が足りない」と嬉しそうだったのです。
私は大して興味も無かったのですが、平日子供と遊ぶのも結構大変な時もあるので、そんなに楽しいのなら、と子供を連れて2人で行ってみることに。
何しろ私はそんなに興味はないので、「ここで待ってるから見ておいでー」と子供を促したのです。
「うん!」と最初こそ嬉しそうでしたが、何故か一通り見てすぐに戻って来ました。
「もういい…」
恐竜の骨が大きく見える部屋に入ろうとすると「怖いからいい」と尻込み。
結局半日で帰ってきてしまいました。
私も子供が2歳くらいになるまでは、殆ど踊っていなかったのですが、歌いながら手振りなんかを入れていたせいかどうか、1歳を過ぎて歩けるようになると踊るように。
1歳半くらいになると、丁度踊りライブに向けて練習を始めたこともあり、「〇〇ちゃん(子供の名前)も踊る!」と言い出し、1日中踊るように。
食事、お風呂、寝る時以外全ての時間といっても過言でないほど1日中踊るようになってしまいました。
こんなに踊るのなら覚えるかも、と同じ踊りをずっと一緒に踊っていたら、本当に覚えて、結局舞台に上げてしまいました。
親ができるかどうかは難しいことですが、一緒に興味を持ってあげることは大切だと思いますね。
習い事は続ける、集中力、感性が大切
本人が興味を持っても、続けていける環境、やり続ける集中力、そしてその本質を掴み取る感性が重要です。
これは自分の経験と自分の子供の様子を見ると本当に実感することです。
あまり沢山の習い事をすると、こなすことで精一杯で集中力が養えませんし、大きくなってからできるいわゆる"勉強"なども早くからやりすぎると、感性が鈍くなります。
書きたいことはまだまだあるのですが、ブログにも記事にしていますので、そちらも是非ご覧になってください。
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