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2016年9月、第2回展示会「戦争×デザイン展」開催ー雰囲気の良い場所でしたが分かりにくくて…
信州戦争資料センターは2016年9月2日ー4日、第2回展示会「戦争×デザイン展」を開きました。前年の展示会は1937(昭和12)年から1945年の戦争の時代を幅広いモノと証言でお伝えしましたが、ここでは戦時の「デザイン」を主題として選びました。
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開催場所はライブなどにも使われていて、もともとは酒屋の倉だったのを改造したスペース「ギャラリー花蔵」でを選びました。日程は、9月2日午後2時ー6時、3日午前10時―午後6時、4日午前10時―午後3時と、なんとか中の人が会場にずっといられる時間を捻出しました。
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ちなみに前回は日中戦争が始まった日を意識して開催しましたが、第2回は、降伏文書を調印して戦争が終わった日(1945年9月2日)を選びました。9月は満州事変のきっかけとなった柳条湖事件(1931年9月18日)にもちなんでいます。
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そして当時の品を並べるだけではなく、現在、第一線で活躍中の長野県のデザイナーさんに協力を得て、戦時下のポスターや雑誌などのデザインの狙いや技法、はたまた面白さまで、分析してもらい、その内容を展示しようと画策しました。
戦争の時代を直接は知らない現代のデザイナーが、過去のデザインに何を見るか、時代を超えて何を感じるか。そうした狙いで開いた座談会の様子を、巻きもののようにプリントして展示しました。
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来場者は100人ほどと、前回の半分以下になりましたが、DMで続けてきてくださった方がおられたほか、実験的な展示をでき、また映画撮影に協力するきっかけになるなど、人の広がりがさらに大きくなったのが収穫でした。まずは、続けていかねばと思った次第です。
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個人的には、戦後のデザインのこいつが一番好きでした。やはり、自由のある時代の方がいいなと、実感したものです。ネクタイのお魚が好きポイントです。
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反省点としては、やはり分かりやすい場所を選ぶ必要があるという点でした。あと、せっかくの座談会のデータは残っていますので、いずれ新しい冊子に組み込みたいと思っています。本当、真剣に見てくださいましたので。
ここまで記事を読んでいただき、感謝します。責任を持って、正しい情報の提供を続けていきます。あなた様からサポートをしていただけますと、さらにこの発信を充実し、出版なども継続できます。よろしくお願いいたします。