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<戦時下の一品>ー逸品?珍品?皆さんでご判断を

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収蔵品の中から、特別に紹介したい収蔵品を「戦時下の一品」として紹介していきます。過去のnoteに取り上げたものでも、あらためて「一品」に絞って紹介させていただいたり、分からないこ…
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#日中戦争

<戦時下の一品>日中戦争の物資不足下でも、鏡餅ぐらいは立派なものにしたいーという…

 皆さま、2023年の大みそかですが、新年の準備はいかがでしょうか。  さて、86年前の1937(…

<戦時下の一品> 軍人五箇条の杯

 こちら、軍人が天皇のためにあるべき姿を示すため、1882(明治15)年1月4日に下賜した勅諭…

<戦時下の一品> 慰問袋

 前線に出ている兵隊に、せめて何か送って感謝を示すーということで奨励されたのが「慰問袋」…

<戦時下の一品> 千人針の腹巻

 戦場へ出向く兵士に対して「無事で帰ってきてください」とは直接言えないのが戦時下。慰問の…

<戦時下の一品> チョキンアソビ

 こちら、おそらく日中戦争当時に作られたとみられる玩具「チョキンアソビ」です。これでそろ…

<戦時下の一品> 国策栄養食製器

 こちらの品は、本体、箱、レシピ集の栞(演説付き)をまとめて入手いたしました。製造年は特…

<戦時下の一品> 黒い牛乳瓶

 本来、透明な牛乳瓶が、透明なガラスをつくる材料不足から、さまざまな色のガラスくずで作られた、黒い牛乳瓶が太平洋戦争末期には登場しています。  実際に牛乳を入れるのは気が引けたので、白い紙を入れてみました。  牛乳瓶が透明のものになったのは、腐敗事件などをきっかけに1927(昭和2)年「牛乳営業取締規則」が改正され翌年から施行されたことに始まります。殺菌の義務付け、着色瓶の禁止、無色透明の広口瓶で紙栓をすることとされました。そして牛乳を飲む習慣も、1935(昭和10)年前

<戦時下の一品> 陶器製ベーゴマ

 日中戦争が始まってしばらくすると、金属は戦略物資であるとして民間に流れる量が抑えられ、…

<戦時下の一品> 携帯国旗

 こちら、旗の横幅28センチ、プラスチックらしい持ち手の長さ33センチの日本国旗です。長…

<戦時下の一品> 戦勝ゲーム

 箱には戦勝ゲームとありますが、日の丸マークの駒を軸に動かしながら、一番奥の蒋介石を手前…

<戦時下の一品> 報国ランプ

 収蔵品の中から、特別に紹介したい収蔵品を「戦時下の一品」として紹介していきます。場合に…