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センス・トラストの新時代を拓く── 山下竜一郎取締役CFO就任インタビュー

こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神間を中心に不動産の買取再販、売買仲介、コンサルティング、リフォーム等の事業を展開しています。

そんな私たちの会社の魅力をお伝えする『SENSE TRUST Inside』。今回は、今年7月に取締役CFOに就任した山下竜一郎に再インタビュー。CFOとしての意気込みや新たな展望についてさまざまに話していただきました。


センス・トラストの財産は人。一人ひとりが安心して長く働き続けられる環境づくりに注力

── まず、取締役CFO就任の経緯について教えてください。
いずれCFOにという話は、創業当初から今中に言われていましたが、最初の1、2年は会社のフェーズとしてまだだなと思っていました。会社が順調に成長して「上場を目指す」という意思決定ができる段階で力を発揮できると考えていたんです。

「上場する」ということは創業時からずっと言っていましたが、当初は「いつまでに」の部分はなく漠然とした目標でした。具体的な時期が決定し、TOKYO PRO Marketの上場を目指す方向で動きはじめたことが就任の後押しになりました。会社の組織や仕組みづくりなど、上場に向けて必要なことが明確になったことが大きなきっかけだったと思います。

── CFOということで、実質は社長の右腕として重要な部分を担っていくことになると思います。これまで財務顧問として関わってこられたときとどういう違いが出てきますか?
これまでの私の仕事は、売上、予算、目標設定とその達成率の把握など、主に数字を扱うことでした。今はそれに加えて採用やチームづくり、組織づくりにも取り組んでいます。特にバックオフィスの採用と組織づくりに関しては私が中心となって動いていて、これが今までとの大きく違う部分ですね。

── 山下さんが採用担当として希望するのはどのような人材ですか?
個々の能力はもちろんですが、短期間で成長したセンス・トラストの勢いや活気を吸収してエネルギーに変えられる人がいいと思います。若くて勢いのある人やポジティブでチャレンジ精神旺盛な人。何よりも、センス・トラストの今のフェーズで一緒に仕事をしたいと思ってくださる人が理想的です。創業5年で順調に成長しているとはいえ、いわゆる大企業の安定した環境とは違いますので、その中でも臨機応変に、自分自身も会社と共に成長していきたいと思ってくださる方と一緒に働くことができたら嬉しいですね。

そして入社した人には、ぜひ長く続けてほしいです。これは会社としてとても大切にしている部分で、安心して長く働き続けられる環境づくりは、経営陣の責任だと思っています。

── 今期は採用も積極的にされて、新たなメンバーもかなり増えた印象です。その中で、今後センス・トラストが最も注力すべき点は何だと思いますか?
センス・トラストがこの短期間で著しい成長を遂げた大きな要因は、我々が「不動産のプロ集団」であり「資金調達力」があることだと思います。この2つについては、今後も変わらずに強みとして伸ばしていきたいですね。

そうした土台の部分は変えずに、不動産のプロ集団という規模を大きくしていきつつ、一人ひとりがさらにパフォーマンスを上げることができるように、コーポレートサイドでのサポート体制も強化していく必要があると考えています。

現状は取引の最初から最後までをすべて営業が担当していますが、そこを分業することによって、営業が本来注力すべき部分で存分に力を発揮できるようにしていきたいです。

それに加えて、プロの知識とITなどのテクノロジーを活用して、お客様への付加価値の提供も目指したいと思います。

── ところで、CFOとしての社内でのリーダーシップのスタイルや、部下とのコミュニケーションの取り方、ステークホルダーとの関係づくりについて教えてください。

人との接し方や関わり方のような部分は、CFOに就任する前と基本的には何も変わっていないと思います。また、僕は相手によって接し方を変えるということもしないので、相手が部下でもステークホルダーでも違いはありません。信頼できる人であるということ、誠実であり、愚直であるということ。誰に対してもそこは常に大切にしていることですね。

将来起こり得るどんな危機もチャンスに── 強固な財務基盤の構築とさらなる組織力の強化をめざす


── 企業の成長にリスクマネジメントは不可欠ですが、CFOとして財務的側面からの危険への対処についてどのように考えていますか?

これまでの歴史が物語っているように、バブル崩壊やリーマンショック、コロナパンデミックなど、いつの時代にも危機は訪れるものです。だからこそ強固な財務基盤を構築し、たとえ来年その危機が訪れたとしても耐えられるようにしておく必要があります。そうした備えをきちんとした上で、社長をはじめ営業サイドには、どんどん攻めてもらいたいですね。

僕は常々、リスクが発生したときがチャンスだと思っています。例えば、バブルの時には土地価格が上がるものだと思って、多くの人が適切な選別をせずに購入を進めました。実際の土地価値は5,000万であるにも関わらず、期待値で1億の価値がついたものを皆が買い、その後市場が一気に引いて実際の価値が大幅に下落したことで多くの企業が破綻しました。

そのような時にも、会社の財務基盤がしっかりしていれば低価格で資産を獲得するチャンスがあるわけです。これまでを振り返ってみても、実際に危機の後に成長した会社というのは、危機の時に攻めることができた会社だと思います。たとえ一時的に赤字に陥ったとしても、キャッシュがあれば会社は倒産しませんし、従業員の給料もきちんと支払うことが可能です。危機のときでも向こう何ヵ月は大丈夫という備え平時からきちんとしておくことが大切なのだと思います。

── 現時点でのセンス・トラストの強みや課題は何だと感じていますか?

強みは、先ほどもいったように「不動産のプロ集団である」ということです。それに加えて、近年は人が入りたいと思える会社になってきていることも感じます。これはやはり、創業時から社長がブレずに、誰から何を言われても諦めず上場を目指し、ひたむきに努力をしてきた結果だと思っています。

その成長の勢いを加速させる一助となれるように、バックオフィスもさらに個々のスキルを高めていく必要があると考えています。今のセンス・トラストの規模からすると、かなり難易度の高いことを目指しているので、そこに応えていくことは決して容易なことではありません。また、新しい人がどんどん増えている中で、上場に向けての空気感をいかに高めていけるのか。これも大きな課題のひとつだと思っています。

── 社員一人ひとりが活躍するために、組織としてどのようなサポートを心がけていますか?

ひとつは、KPI(重要業績評価指標)を設定して、組織の目標を達成するために一人ひとりのパフォーマンスの動向を把握することです。社長・小松・澤田と連携をしながら、目標達成までの各プロセスを徹底的に管理・評価して、営業メンバーに届けています。

そしてもうひとつは、中古物件を仕入れてリフォームしたものを再販する際も、一般的な白黒のチラシではなく、営業メンバーがいかに売りやすいかを考えてその物件のパンフレットを作製しています。そこも今後は内製化を進め、より営業しやすいように支えていきたいと考えています。

── では最後に、CFOとしての今後の展望について教えてください。
まずは上場を目指すことが第一ですが、上場はあくまでも通過点であってゴールではありません。上場の先に、不動産というもので社会貢献をしていくこと。例えば、自分の子どもたちが成長していく世界に、どういう良い影響を与えられるのか、そこに向けて進んで行きたいと思います。大きな展望としては、街づくりなど、人の生活そのものに関わることができたら嬉しいですね。人々の生活が、それまで満足度1だったものを、2、3と高めていけるような。そのためにも、CFOとしてしっかりと会社を成長させていきたいと思います。


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