見出し画像

【CROSS SENSE】今村不動産株式会社専務・今村俊史氏に学ぶ「挫折を力に変える底力」

こんにちは! センス・トラスト株式会社です。

私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神間を中心に不動産の買取再生、不動産開発、売買仲介、コンサルティング等の事業を展開しています。

昨年10月からセンス・トラストの公式YouTubeチャンネルでスタートした新企画『CROSS SENSE』。社名に掲げている「センス」という名前に相応しく、論理性や直感力をいかして活躍されているゲストをお招きして対談を行い、そのヒントやエッセンスを探ります。

第5回は、関西を中心に賃貸マンションの開発や商業施設開発、実利用の売買事業などを展開する、今村不動産株式会社専務・今村俊史氏をゲストにお招きしました。後半となる今回は、市況の良い不動産業界における二社の今後の事業展開などについて迫ります。(対談前半の様子はコチラからどうぞ)


今村不動産株式会社
2014年12月に兄弟で創業。関西を中心に賃貸マンションの開発やロードサイド型や都市型の商業施設開発、工場や倉庫など実利用の売却事業を営む。また、オーダーメイドで投資用不動産の開発をするOMI事業を自社サービスとして展開し、今年の6月で10期目を迎える。

専務 今村俊史
大学卒業後、証券会社に入社。ひと通り営業を経験し、不動産会社に転職。仲介業をメインに活動し、その後今村不動産株式会社を創業。

苦しい時代を乗り越えた仲間

今中:ご兄弟で創業されてから、経営的に苦しかった時期はありましたか?

今村:それはもちろんありますよ。特に創業後2年間くらいは「来月やばいな」「通帳やばいな」ということが2、3回はありました。創業したての頃は兄と二人でしたが、割と早い段階で初めての社員として村吉さんという方が加わってくれました。兄弟でやっている会社に1人で入るというのは勇気がいることだと思うんです。村吉さん自身のキャリアを積んできている中で決断してくれたのはありがたかったですね。

村吉さんだけでなく、社員さんがいるから今の自分がいると思っています。危機的なこともありましたが、それを乗り越えられたことが今は糧になっていると感じています。

今中:今、不動産業界においては市況が良いと言えると思うんですが、今調子が良くても今後どうなるかは誰にもわからないことで、その時々を仲間の力で乗り越えて来られたのは素晴らしいですね。

今村:そうですね。この先不況になった時にどのように戦っていくか、どのようにサービスを展開していくかというところも含めて考えることができるようになったかなと思います。それは一人ひとりの力がついて任せられるようになったことが大きいでしょうね。

今後の事業展開について

今中:今村不動産の今後の事業展開についてもお聞きしたいです。

今村:まだまだうちは小さな組織なので、少しずつ人数を増やして会社として強くしていきたいと思っています。人が増えるということは人件費の問題などいろいろありますが、きちんとシナジーが起こって考えるアイデアが蓄積されたら、新しいサービス展開も可能になりますよね。

今中:テック産業にも参入していかれますか?

今村:今はまだ具体的に考えていないですね。

今中:難しい分野ではありますよね。莫大な資金が必要になる一方で、それが回収できないリスクもあるのがITだなと感じているんですが、弊社としては今後プロップテック事業を推進できるようにと思っています。

今村:それは楽しみだね。うちは今、オーダーメイドの不動産を作るOMI事業を2年前から展開しているんです。

今中:それ、気になってました。

今村:開発事業部で仕入れをするんですが、会社を強くしようと思うと「仕入れ力」と「販売力」を掛け合わせて高める必要があると思っています。販売力というのはニーズを集めることで、一般的な不動産仲介との差別化を図りながら販売力を高めるために始めたのが、オーダーメイドの投資用不動産を作るOMIというサービスでした。

プロダクトを作ってリリースするよりも顧客のニーズを中心に物件を作れる方が満足度も上がりますし、お客様の生の声を直接聞くこともできて、販売力を高めることにも繋がると思います。今後は、売買事業だけでなく違うこともやらないといけないなと考えているものの、完全にテックへ切り替えるのは知識がないので躊躇してしまいますね。

今中:弊社も完全にテックに振り切るわけではないんです。僕たちが今やっている事業はハードとソフトが切り離せないと思っていて、その一部をテック化で効率良くと思っているんです。「これがあったら画期的だな」と思うものを出していきたいなと。

今村:それは例えば、業務の効率化みたいな?

今中:そうですね。

今村:それすごく気になりますね! そもそも「これがあったらいいから、これを作ろうよ」というものが見えているのがすごいよね。

今中:とはいえ、それが正しいかもまだわからない段階なので、もう少しお待ちください!(笑)。でも自分が好きな祖業は大切にしていきたいと思っています。先輩方が作ってこられたビジネスモデルに乗っかっているので、新たに生み出して行くのは自分たちかなと。難しいことですけど、やりたいなと思っています。

今村:昔からテックに参入していく必要性みたいなことをきちんと考えていたんですか?

今中:それでいうと、スタートは好奇心ですね(笑) 昔からチャレンジするのが好きで、創業して今やっと資金的にもできるタイミングがきたと感じています。

今村:思ったら行動するというタイプですね。

今中:思ったら絶対にやらないと気が済まないタイプです。もうひとつ大切にしているのが、既存事業です。うちの本業は既存を生かしていくモデルがあるので、そこをより強化して、もっとバリューアップしていくことが大事だと思っています。

今村様の夢

今中:俊さんの夢ってなんですか?

今村:僕個人の夢は、今村不動産を支えてくれている人たちを1人でも多く増やし、その人たちが幸せになれる会社でありたいなと思っています。

今中:経営者・経営陣は社員を幸せにしないといけないですよね。

今村:横の繋がりを持たせてもらっている今のブレーンたちも、一緒に年を重ねていっていつまでも一緒にゴルフを楽しんだり、そんな関係でいたいですよね。

【対談を終えて】
今村:今日こうやって話をさせてもらって、康仁くんは改めて熱くて仲間思いで、組織作りに対する使命感もあって、素晴らしい人物だなと思いました。人に好かれる、相手を好きにさせる魅力があるよね。人たらしだな(笑)
今中:全然です(笑) でもそう言ってくださってありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。
今村:こちらこそ。今日は楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。


センス・トラストでは、一緒に夢を追いかけるメンバーを随時募集しています。
ご興味ある方は、以下よりご応募ください。

Instagramも運営中!
ぜひフォローをお願いします!


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?