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教育現場のワオキャリア | 先生のキャリア

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教育現場の多様なキャリアストーリーを紹介しています。
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2023年8月の記事一覧

教員は、最高の仕事!元ホテルマンが噛み締める、日々子どもたちの満面の笑みに触れ、成長を隣で見守れる幸せ

「教員の仕事は最高に楽しい」と語るのは、滋賀県にある立命館守山中学校・高等学校 英語科教諭の竹田健二朗さんだ。 竹田さんは教員になるまでに、ホテルマン(京都府、東京都、大阪府、シンガポール)、半導体営業、英語塾副校長と、バラエティあふれるキャリアを経験してきた。 中でもホテルマンとして順調にキャリアアップの階段を駆け上がっていた竹田さんが、なぜ教員という仕事に転職し、情熱を注いでいるのか。そのユニークなキャリア変遷と、教員という仕事のやりがいについて話を聞いた。 ホテル

必ず仲間がいるから、心配しないで。教員志望に不安を抱える人に、教員養成に従事する大学教授が伝えたいこと

中京大学で教員を志す学生たちのサポートに注力する教授の久野弘幸さん。 久野さんは教員を目指し教育大学に進学するも、教員の道を諦め一般企業に就職した。しかし企業勤めや海外の学校での勤務を通して、教育の魅力を再確認し、大学院に進学。教員になるために進学したはずだったが、研究にのめり込み博士号を取得。大学教員の道に進んだ。 さまざまなキャリアを経験した久野さんは、教員という仕事にどのような価値や魅力を感じているのだろうか。大学教員として日本の学校現場や教員を志す学生と多く関わっ

一人ひとりの名前を呼べる距離感で仕事がしたい。元広告プランナーが、たった1年半で教育現場に転職した理由とは?

新潟県糸魚川市では、市内にある県立の3高校へ「高校魅力化コーディネーター」という人材を派遣している。高校魅力化コーディネーターは、実際に高校に出向いて授業のサポートなどを行う。 2022年10月より糸魚川市の高校魅力化コーディネーターに着任したのが、齋藤希さんだ。新卒で入社した広告代理店を1年半で退職し、学校現場に飛び込んだという齋藤さんは、教育業界の魅力をどのように考えているのだろうか。詳しく話を聞いた。 高校生一人ひとりの名前を呼べる距離感の仕事がしたい —— 齋藤