抗がん剤治療でジワリと見えてきた現実
エマコ2クール目が終わり、一時自宅帰還。
ほんの数日だけれど、自分のペースで自分の空間で過ごせる幸せ。
落ち着く〜。
朝からヨガして、拭き掃除やトイレ掃除して、畑のお野菜の様子を見に行ったり、
生き方を妄想してみたり、自分が感じてることを味わってみたり。
音楽聴いたり、パンを焼いたり、昼寝したり。
私の今の経験が、誰かのお役に立てたらいいなあと、noteを綴ってみたり。
乾燥対策の毎日保湿ケアは、念入りに欠かさずにやっています。
少し潤ってきた!冷房があると乾くから、ないからいいのかもしれない。
自分の体が愛しいです。
食べることが苦痛なので、あんまりご飯を作る気にはならないけど、
こうしてやりたいことをできる時間と空間があるというのはありがたいことだなと感じています。
それもこれも、元気に動ける体があってこそ。
あたり前があたり前でないことを痛感します。
さて、話は本題。
EMA(エトポシド、メソトレキサート、アクチノマイシン)とCO(シクロフォスファミド、オンコビン)を交互に毎週繰り返すのだけれど、
副作用の出方が見えてきました。
EMAの後は、投与翌日から吐き気とだるさが1週間続き。
COを投与するときには落ち着き始めるけど、COのあとには口内炎が待っていた。
初回COを終えたあと、喉全体がヒリヒリして、風邪?と思ったけど
そういう喉の痛みと違う。
喉の奥全体が痛い。
特に唾を飲んだり、水を飲むと喉全体がぐわーっとしみて激痛!
しばらく痛みに耐えて。。。。
なにこれ?気のせいかな?と思っていたけど。
違った。
2クール目終わった後も、やっぱりヒリヒリする。
激痛で水が飲めない。
暑いのに。
脱水になるー(焦)
そこに加えて、誤って舌を噛んでしまうという。。。
疲れてたのか?
舌べらが感覚障害が起きてて鈍かったのか?
わからないけど、ご飯食べてるときに噛んでしまい。
初めての口内炎出現(;;)
やってしまった。
でも、舌をよく見ると、むくんでる気もする。
歯型ついてるし、色が不健康そう。
水分多い?
抗がん剤の影響で胃腸が弱ってるから、むくんでるのか?
(東洋医学の考え方では、胃と舌は繋がっているので、胃腸の不調があると、舌がむくんだり(下の周りに歯型がつく)、色がおかしかったりするようです)
だから、噛んだのか?(舌がむくむと大きくなるので、噛みやすい)
普段なら一晩も経てば治るのに治らない。
よく見ると、舌べらがツルッとしていて、
ご飯食べてても、なんとなく、味覚が鈍いような。
舌べら全体もヒリヒリして。
これは、味覚障害という副作用でしょうか。
ジワジワといろいろきております。
口内炎を先生に相談すると、
なんと、口の中にはるシールのようなパッチの薬があるとかで。(???口の中にシールを貼る?話聞いてるだけじゃあ想像できない。。。)
それをご飯食べるときに貼ることで、刺激を受けないようにして治すのが早く良くなるとのこと。
早速、トライ。 本当に丸いシール笑。
舌べらに貼って、ご飯を食べたら。
痛くない!(当たり前。シール貼ってんだから笑)
でも、それまでは、醤油もお酢も果物の酸味も全部しみて泣きそうだったのに、
(しかもこれらは、吐き気があるときの救世主たちなのに。塩気、酸味、冷たいもの。お蕎麦とか、そうめんとかも、滲みるからおつゆで食べれない。
塩も傷口を海水につけるようなものだから、塩でも食べれず。
わさびでしか。。。
口内炎があると唯一食べれるものも食べれなくなるという恐ろしさを体感。
食への関心が薄れていくわけです。
が、シールによって、救われています!
これは、心強い救世主!先生に感謝です。
我慢せずに、つらいと言ってよかった。。。。
がんばらないことって大事ですね。
でも、喉のヒリヒリは、そんなことあるのかあ〜?とどの先生も首をかしげる症状で、何もできることがないと言われ。
多分、私はもともと喉の粘膜が弱いのでしょうね。
風邪はひきにくいですが、一度風邪っぽくなると、喉にきて、鼻にきて蓄膿っぽくなるので。
こうした治療や病をすると、弱いところに出てくるのがよくわかります。
できることがない。
そこで思いついたのが、以前処方してもらったアズノールという、青い炎症を抑えるうがい液。
(この青色は、ジャーマンカモミールという白く可愛いお花を咲かせるハーブから抽出されている自然派なうがい液なのです。地球からの恵みと科学のコラボレーションに感謝ですね)
それをぶくぶく、ガラガラやってなんとか対応しています。
ジャーマンカモミールは抗炎症作用があるのですが、かなり効いている感じがします。
そして、何よりEMACO1クール終えるたびに、白血球が減少。
好中球も激減してしまい。
ノイトロジンという白血球を補う皮下注射を打つことになりました。
EMAが終わったら(ちなみにこのEMAの時は3日間連続治療で、うち2日間は4回筋肉注射があります)
ノイトロジンを3日間注射。
そして、COが終わっても、退院はできるものの、
次の入院までの数日間、結局毎日外来でノイトロジンを打たないといけないという。
しかも、朝イチ。 家出るの出勤時間(7時過ぎ)と変わらない。。。
この暑さの中、毎日病院に通い、
待ち時間も長く、、、昨日一日行ってきただけでもかなりの疲労感。
これは。。。
まだ少なくとも3クールはやらないといけない状況。
ちょっと先が思いやられると感じてしまった、
昨日の暑さに滅入っていますが。
でも、入院していると、ずっと冷房の風の中なので、肌も目も乾燥してそっちのがつらい。
退院してみたら、梅雨明けて真夏になっていて。(汗)
この気温は、暑いですが、すごく心地よいと感じるのは私だけでしょうか。
確かに暑いのだけど、暑くて汗をかいて、自然の風が吹いたら汗かいてるから涼しいって感じられること。
からだが正しく感じてくれてる証拠なのかなって。
暑さも寒さも感じられるからだ。
ちゃんと体温調節ができるからだでいてくれてること。
そして自然の恵みの中に生きてる感じが嬉しくて。
ありがたく、幸せだなって感じます。
暑いけど、私は夏バテの感じは全くないです。
家にクーラーなくて、扇風機だけですが、
遮光シートもしてるおかげで、室内は快適。
それなりに暑さはありますが、
なんというか、普段から変な寒さとか嫌な暑さとか感じることはなくて、
昔から空調環境で育ってないからかなと、生まれ育った環境に感謝しています。
夏は暑く、冬は極寒の地ですけどね。
そのおかげでからだが自己調節して生きのびる能力を身につけて良かったのかもしれません。
話がてんでバラバラになりました。
今日も今から行かないといけないので、まあ、がんばらないようにやろうと思います。
ふー。
疲れたら、ゆっくり息を吐いてリラックス!
治療の道はまだまだ続く!
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