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繊細な私が、繊細さんとして自然体でいられる場 #繊細さんあつまろ〜イベントレポ

9/26(土)11:00〜繊細さんあつまろ〜座談会を開催しました!今回は、参加してくれたメンバーの方がイベントレポートを書いてくださいました。とても純粋で素敵な想いが詰まっているのでぜひ読んでみてください^^

みなさん、普通の方?

9/26、繊細さんだけが集まる座談会が開催されました。

よく、元気な人ほど何か抱えているとか、みんな裏では何かしら抱えているものだ、って言いますよね。今回のイベントの参加者のみんなが抱えている、みんなに見えない部分は、”繊細さん”であるということ。”考えすぎる”こと、”疲れやすい”こと、そして、”何かしらの対処法を持っている”こと。

そんな人たちが集まるzoomに入って、私がまず感じたのは、”え、皆さん普通の方?”でした。言ってしまえば参加者の皆さんは、本当に普通。

「普通ってなんだ」って話ですが、皆さんが繊細さんだということは、皆さんとお話するまでわかりませんでした。

もちろん他にも、いろいろな背景を抱えていることと思います。

今回のテーマの”HSP”は、あくまでも性質の一つなので、自己紹介のテンプレの一つ、”自分を一言であらわすとしたら?”で、”ちょっとしたことにも敏感です”とか”HSPです”なんてことはもちろん言わないので、わからないのは当たり前ですが・・・。

HSPといっても、ツボが浅いとか、几帳面、とかと同じように、ただの性質、性格です。なので、わかるわけがないのですが、やはり普通に見えました。

こんなに普通に見える人がこのイベントに参加しているってことは、私の周りにも普通にHSPの友達がいるのかもしれないな、と直感的に思いました。

みんなと一緒=正義とは言いませんが、少しホッとしました。

わかってくれるはずの人の母体数が多いのかもしれないって、皆さんの第一印象で私の周りへのイメージが変わるという始まり方をしました(笑)

普通に見えるけど繊細さんたちということで、緊張というのものはありませんでした。

HSPの特徴で、考え込みすぎる、人の顔色を伺いすぎる、感情移入しがち、というものがあります。私も考えすぎるタイプなので、イベント前にいろいろ考えすぎた結果、きっとみんな繊細さんだし、何か間違えても大丈夫だろう、わかってもらえるだろう、というところに行きつき、そのテンションで臨みました(臨むってほど力むイベントではないと明記されていますが、臨んでしまいます)。

あの時間で大切だったことは、”繊細さん”であるということだけ。

私たちが話した具体的な内容は、”繊細”であることのお悩み相談や質問、どうやって対処して生活しているのか、などなど。
わざわざ時間を作らないと話さないトピックばかりです。

イベントは、挙手性ではなくて、時間をとってもらって、話したいテーマをチャットに書き込みます。それをなるさんが拾ってくださり、質問者に詳細を聞き、ほかの参加者を名指ししてくださるという流れで進んでいきます。

聞きたいことをチャットに書き込んで、聞かれたら答えるだけ。
本当に気楽でした。
話すタイミングを伺う必要もなく、自分の考えを必ず発せるというのは、繊細さんたちにとっては相当のびのびできる時間だったと思います。

個人的には、”わかる~!!”と、”それ聞きたかった~~~!”と、”その対処法、やってみよう!”のオンパレードでした。

今回、テーマに挙がったのはこんな感じのお話です。

・周りとの関わり方、自分との関わり方、長い時間をかけて見つけた対処法。
・趣味。
・ハッピーエンドの作品しか受け付けないこと(ホラーですか?察してください)。
・感情のこと。 などなど

みんなが繊細さんという前提があるからか、普段の自分の課題や気になることをどんどんチャットに打ち込んでいました。

自己紹介のテンプレの一つ、私の趣味といえば洋画、と答えます。が、グロいもの、バッドエンドなもの、後味の悪いもの、考えさせられるものはつらすぎるので、最終的に成功するとか、ヨリを戻すとか、結婚するとか、王子様がやってくるなどなど偏ったジャンルばかりを観ています。果たして趣味は映画と答えていいのだろうかとも思っていましたが、ハッピーエンドしか見られないという皆さんの声にとても安心しました。
今後、趣味はハッピーエンドの映画です、と答えようと決めました(笑)

参加してみて、感じていること

イベントが終わって数日経ちますが、繊細さんたちだからこその時間だったな、と改めて思っています。
みんな繊細さんだ、というだけで力が抜けるものなんですね。
控えめだけど控えめじゃないというか。
そのまんま、でした。

自分の性質について話す上に、みんな100%同じことはありえないから、すべてがそれ以上でもそれ以下でもなくて。
嘘もないし、見栄を張る必要も、カッコつける必要もなくて。
繊細さんたちが大きくて、包容力のある存在に見えました。

個人的に恥ずかしいなと思っている長年の悩みも聞いてしまいました。
自分のことを話すので、必然的に自分のエピソードを出しながら話します。
ですが、繊細さんたちが作ってくれたあの空気のおかげで、きれいにしゃべらなきゃ!と頭をフル回転させることもなく、思ったことをそのままスムーズに話すことができました。
(繊細さんたちって、もしかして相当な包容力の持ち主…?)

私自身、とても楽しみにしていたのと、質問がたくさんあったのと、もともとおしゃべりな性格都も相まって、しゃべりすぎたかな、と今でも思っています。(笑)
(笑)、ってつけてるけど、笑えないのが正直なところです。

繊細さんだけに囲まれて繊細さについて話す時間。
こんなに疲れないzoomは初めてでした。
どこかにいる繊細さん、繊細さんだらけの場で、普段話しにくいこと、話してみませんか?

(writer:みなみ)