「キャリア」を考えるとは、「人生」を考えること。人生に本気で向き合ってくれる人たち【利用者インタビューVol.1】島崎太輔さま
※本インタビュー記事は、ライターのサトウミキが執筆しています。私自身、「キャリアツーリズム」を利用したのをきっかけに、夢だったライターのキャリアをスタートしております。
「キャリアツーリズム」についてより知っていただくために、実際にご利用いただいた方にインタビューをして生の声をお届けしていく本企画。
キャリアツーリズムについて詳しくはこちらをご覧ください
記念すべき第1弾の今回。お話をお伺いしたのは、島崎太輔さん。
「キャリアツーリズム」は2021年9月にご利用いただきました。
将来像のモヤモヤ。「なぜ・どうやって」の言語化ができず漠然とした状態
《本日はよろしくお願いいたします。まずは簡単に自己紹介をお願いいたします。》
現在はパーソルキャリア(株)に所属。各事業領域における専門家の知見やノウハウを活用し、経営課題解決を目的とした事業をしている部署で、主に顧問紹介サービスの営業をしています。
《さっそくですが、「キャリアツーリズム」を利用されていかがでしたでしょうか。》
端的にいうと、めっちゃスッキリした!という感じですね。
《スッキリした!具体的に聞かせてください。》
サービス利用前は、キャリアや生き方について漠然としたモヤモヤを抱えていました。今の仕事自体はすごく楽しいんですけど、この先のキャリアステップが描けていなくて、このままでいいのだろうかとモヤモヤしていました。
人材業界という職業柄、キャリアについて関心度の高い人や、将来のキャリアビジョンを明確に持っている人も多くいて、「島崎さんはどうなりたいんですか?」とか、「そろそろ考えないとやばくないですか」とか、率直に言ってくれる人も多い環境でした。
そんな中で、友人とディスカッションしたり、話を聞きに行ったり聞いてもらったりしていたのですが、いまいち、腑に落ちる感覚が無くて。
将来やりたいことはざっくりとはあるものの、なぜそれをやりたいのか、どうやってやっていくのか、という言語化や、5年後・10年後・20年後の具体的なイメージが描けていなくて、どうやって考えていったらいいんだろう、どう構築していけばいいんだろう、というところがノウハウとして自分の中に無かったのが一番モヤモヤしていた部分でした。
そんなタイミングで、せんのみなとさんを知ったのは本当にたまたまでした。リンクトインで知り合いがいいねをしている投稿を見て、面白そうだなと思ってノリと勢いで申し込みました。
選んだ理由は「2対1」と「古民家」。じっくりと時間をかけて向き合える環境
《「キャリア相談」には様々なサービスがありますが、中でもせんのみなとの「キャリアツーリズム」を選ばれた理由は何でしょうか?》
大きくは2つあって、ひとつは、「地方」「古民家」というキーワードです。私自身旅が好きで、ゲストハウスや地方の宿、古民家、地方創生みたいな部分に関心があり、その要素×キャリアという掛け算が面白そうだなと思ったことです。
もうひとつが、「2対1でのキャリアコーチング」という体制に魅力を感じたことです。キャリア相談では「1対1」がよくあると思うのですが、そうではなくて、せんのみなとの長嶺さん・高崎さんの2人が、私1人の話を聞いてくれるという環境が他にはない魅力だと思いました。
かつ、古民家という「非日常の空間」で、「丸1日」。じっくりと時間をかけて向き合えるというところが最終的な決め手だったと思います。
あとは、アクセス面も決め手のひとつでしたね。東京からバスでだいたい1時間半、2時間かからないくらいで行ける距離で、土日で行けちゃうというのは大きかったです。
《逆に、申し込む前に何か懸念点はありましたか?》
いや、正直全然なくて。金額面も気にならなかったです。普段からお金は経験に使いたいなと思っていて、コロナ前は旅行とかもよく行っていたんですけど、コロナで行けなくなってしまって。いい経験ができるなと思いました。
強いて言うなら、具体的なワークの内容など、どんなことをやるのかというところがあまりわかっていなくて、そこは若干不安でした。ただ、しっかり時間をかけてやってくれるという部分があったので、不安よりもワクワクの方が大きかったですね。
腹を割った瞬間から、晴れていったモヤモヤ
《実際にキャリアツーリズム当日、どんなお気持ちでしたか。》
ワクワクの方が大きかったんですけど、最初にちょっと不安だなって思っていたことがあって。到着して、じゃあこれからキャリア相談始めますってなったときに、「島崎さんはどうなりたいんですか」とか「どうしたいんですか」とか、めちゃめちゃ質問されて詰められるのかなって思って、身構えていました。
一応、こう言われたらこう話そう、みたいなものは事前に準備していたんですけど、実際はそんなことなくて。構えることないじゃんって途中で思ってからは、よく喋れたなって感じましたね。
《そう思ったきっかけはありましたか?》
せんのみなとのおふたりが、自身の幼少期の話とか、悪い出来事とかも踏まえてざっくばらんに話をしてくださって、そこまで話してくれるんだったら私も話そうかなって気持ちになりました。人柄とか雰囲気とか、この人たちだったら心理的安全性担保できるなって感じて、そこから話せたって感じですかね。
ザ・コーチングしますみたいな、これビジネスライクな関係ですみたいな感じで話をされていたら、どうなってたんだろうなっていうのはありますね。人間味があるおふたりだから、それがよかったのかもしれないですね。
《ワークの中で特に印象に残っていることはありますか》
始まる前は、将来について具体的に言語化できていないなと感じていたのですが、話をしていくうちに、案外ちゃんと自分の言葉で話ができていると気づき始めました。
ワークが始まる前の私の脳内のイメージは、いろいろ経験してきたことが頭の中にぐちゃぐちゃっとなっているという状態でした。そこから、幼少期から遡って小中学校時代のエピソードも踏まえて順番に話をしていくうちに、バラバラに思えていた出来事や感情が連なっていくような感覚というか、点と点が線になっていくような、不思議な感覚がありました。
話しきって、出しきって、を繰り返していくうちに整理されていって、それが改めて自分ってこういう考えだったんだなって戻ってくるみたいな。固定観念を壊していったんゼロに戻してから、リスタート、みたいな感覚でした。
2日という短い時間ですけど、そうは思えないくらい深い時間でした。「島崎さんちゃんと話できてますよ」って言ってもらえたり、私の話ひとつひとつに共感して聴いてくれていたので、あ、これでいいんだなっていう安心感もありました。
「ああ行ってよかったな」帰りのバスで見えた明確な将来像とキャリアステップ
《始まる前に抱えていたモヤモヤが、スッキリした!と感じたタイミングはありましたか?》
ありました。タイミングでいうと、帰りのバスの中ですね。
2日間を振り返りながら、次のアクションの選択肢がいくつか出てきていて、まずはこれとこれをやろうという風に、すごい前向きに、やるべきことがバシッと見えていて、ああ行ってよかったなって思った瞬間でしたね。
《「キャリアツーリズム」後はどのような変化がありましたか?》
今までは描けていなかった将来のイメージ、最終的なゴールという部分がはっきり見えるようになってきたので、その軸に沿ったアクションが取れるようになってきたと感じています。
具体的には、自身のスキルを伸ばしていくために、社会人が集まるコミュニティに所属したり、もともと興味のあった企画職を経験するために、他の事業部の仕事体験ができるという社内の制度を利用して、企画職にチャレンジしたりしました。
※実際の成果として、弊社のサービスを記事にしてくださいました。記事はこちらからご覧ください。
《満足度的にはいかがでしょうか。》
100%です!
キャリアについて考えるというと、キャリア・仕事観のような部分のみにフォーカスがあたりがちですが、人生は仕事だけではないので、プライベートの理想像も踏まえて将来設計していくという部分が腑に落ちたっていうのはありますね。
自身の理想の将来像としては、仕事も大事ですけど、家族も大事にしたくて。夢は、家族で海外旅行に行くことと、娘もしくは息子と2人で旅をすること。いろんな経験をしてもらいたいと思ってます。
それを実現するためには、いくらの年収が必要で、どんな働き方だったら可能なのか、会社員であれば必要な休暇が取れる企業であるか、起業するならどのようなスキルが必要なのか、という部分が、夢物語ではなく、明確になったことが大きかったですね。
仕事では、企業やコミュニティなどの課題解決に携わっていきたいと思っていて、幅広い知識や経験から提案できるおじいちゃんになっていたいという理想があります。そのためには営業以外の経験を積む必要があり、そのための逆算ができるようになりました。ワークの中では、短期・中期・長期のビジョン設定をするワークがあり、それで見える化できましたね。
自分の人生について、目の前で本気のディスカッションが始まるサービス
《島崎さんが「キャリアツーリズム」を全然知らない人に紹介するとしたら、どういう風に紹介しますか?》
一緒に“自分の人生になって”考えてくれるサービス。ですかね。
私の人生について、本気で向き合ってくれるんですよ。まるで分身になったみたいに、本気で。本当にいい方向を探してくれるので、時にはせんのみなとの2人の意見が異なることもあって。「私はこう思う」「いや僕はこっちの方がいいと思う」って、目の前で自分の人生について本気でディスカッションが始まったり。その熱量がなんと嬉しいことかって思いました。
「古民家」で自身のキャリアについて向き合えるサービス。古民家ならではの空間を体験できることも魅力のひとつだと思います。これだけでも十分価値あるなって思います。
ハードルを感じる方もいるかもしれませんが、ワークする場所がちゃんと分けられているので、プライベートはしっかり確保できます。
同じ空間で過ごすことで自然と本音が出やすくなるという感じはします。この、本音で話せるってことは結構重要だと思っていて、自身のキャリアについて本気で考えるなら、腹を割って話せる相手、ちゃんと向き合ってくれるプロにお願いした方が良いと思いますね。
《最後に、これだけは言っておきたいということはありますか?》
せんのみなとのおふたりの人柄が本当に良い!
あと、投資して良かったなって思います。保険とか将来的な積み立てとかに投資していく人は多いと思うのですが、そもそも自分のキャリアに対して投資をするみたいな考えってまだ一般的じゃないと思うんですよね。
でも、なんでそれやらないのかなって個人的には思っていて。生きるために一番必要な投資じゃないかなって思うんですよね。経験を得るためにどんどんチャレンジしていってほしいなって思います。ちょっと偉そうですけど。そんな世の中になっていったら良いなって思いますね。
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(インタビュー・文:サトウミキ)
[ライタープロフィール] 1992年生まれ。神奈川大磯町出身・在住。2021年11月に「キャリアツーリズム」を利用。宿泊施設の運営や接客業のキャリアから、憧れだったライターのキャリアをスタート。人の想いを聴くことが好き。言葉で相手の心にそっと寄り添うように生きていくことが夢。
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