BtoBサービスを作るやりがいについて考えてみた!
BtoBのサービスデザインを作ることの対するデザイナーのやりがいってどこにあるのだろう?身の回りの人など、多くの人に使ってもらえるようなサービスや広告を作り、喜んでもらったり、評価されたいという気持ちを持っているデザイナーも多いだろう。しかし、一部の業界の専門的なツールを作っている場合は昔からの友人に「サービス使ってるよ〜」と言われる機会は中々ない。
30分早く帰れるサービスを作る
toBのサービスは何を人々に与えているのだろうか?最近それは”時間”だと思うようになった。よく効率化という謳い文句のサービスは多い、果たしてそのユーザー自身にとってはどうなのだろうか。
会社は利益をあげたり人件費を抑えることができるかもしれない。しかしその人が効率化によってどうなるのか、その先まで深く考えたことがなかった。しかし、Aというツールを使っていた人がより良いBというツールに変えたことによって、作業を早く終了させることができれば、30分早く帰れるようになるかもしれない。
1日の1/3以上を仕事に費やす日本人に1日30分でも余裕を作ってあげられるのであれば、家族や恋人、趣味の時間などに時間を使え、人生を少しづつ豊かにしていけるのではないだろうか。
BtoBは生み出せる時間の幅が圧倒的に大きい
もちろん個人向けのサービスでも時間を生み出すものはあるが、例えばゲームやtwitterのようなSNSは時間を生み出すというより、その空いた時間をエンターテイメントとして消費するものもあるので、一概にはくくれない。そして、毎日仕事で使い続けるものであれば、1日8時間、1年間使われるとすると、個人向けのサービスより生み出せる時間ははるかに大きいのではないだろうか。
BtoBのサービスであえて時間を浪費するように設計されているものは見たことがない。時間を生み出すBtoBのサービスはユーザーの人生を幸福にしうるすごい可能性を秘めたものなのだ!私はBtoBのサービスをデザインすることのやりがいをそう捉えている。
こちらは宣伝になるのだが、最近wellcastというオンラインで動画を配信しつつ、チャットでリアルタイムで質問に答えることができる、リードや顧客の育成のサービスをリリースした。配信者も、視聴者も自宅でセミナーを開いたり・参加したりすることができるようになる。わざわざ電車でセミナー会場にいかなくても良くなるのだ。このサービスを今後もブラッシュアップして、より大くの時間を生み出せるようにしていきたいと思っている。
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