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視聴記録『麒麟がくる』第28回「新しき幕府」2020.10.18放送

第1章 美濃国編
第2章 越前国編
そして、今回から、
第3章「京〜伏魔殿 編」へ突入! 
光秀、いよいよ歴史の表舞台へ

「京都編」ではなく、「京~伏魔殿編」。
わざわざ「伏魔殿」と入れたところが不気味ですね。

【今回のあらすじ(公式サイトより)】
 ついに足利義昭(滝藤賢一)が上洛を果たした。勢いに乗った織田軍は周囲の三好勢を一掃する。光秀も活躍が認められ、将軍奉公衆に取り立てられる。先の将軍・義輝暗殺に関与していた疑いのある松永(吉田鋼太郎)の処分を巡り、織田側と三淵ら奉公衆の意見が割れるが、義昭は信長(染谷将太)の意見に従うという。その代わりに幕府の政務を、代々将軍に仕えてきた摂津晴門(片岡鶴太郎)に任せることを認めてほしいという。光秀(長谷川博己)と藤孝(眞島秀和)は、幕府を腐らせてきた張本人ともいえる摂津の再起用に胸騒ぎを覚える。

【トリセツ(公式サイトより)】
松永久秀が信長に献上した『九十九茄子(つくもなす)の茶入』
 劇中で、松永が光秀に「千貫で売れる」と話していた『九十九茄子の茶入(つくもなす/つくもなすび)』として登場した茶入は、『大名物 唐物茄子茶入 付藻茄子(おおめいぶつ・からものなすちゃいれ・つくもなす)』と呼ばれる、茶器の名物のうちでも最も古く、いわれの深い、大変貴重なものでした。この茶入が中国から渡ってきた当初は、第3代将軍・足利義満の秘蔵の品でした。代々足利将軍家で愛用されていましたが、第8代将軍・足利義政が寵臣の山名是豊に譲ったのちは、戦国の世を転々とし、松永久秀が千貫という大金で入手。上洛を遂げた織田信長に献上します。信長没後は、本能寺の焼け跡から見つけ出され豊臣秀吉が所有。その後、徳川家康の命により、大坂夏の陣で被災した大坂城趾から探し出され、漆で繕われ修復されました。数々の天下人が手にしたこの茶入は、数奇な運命をたどり、現代まで伝わっています。
※大名物(おおめいぶつ)とは・・・茶の湯道具の名物の中でも、千利休以前、すでに名物として選定されていた茶器のことをいい、その代表的茶器がこの『九十九茄子の茶入』です。

★戦国小和田チャンネル・「麒麟がくる」第28回「新しき幕府」
https://www.youtube.com/watch?v=pZwDK1QoFOs
★戦国小和田チャンネル・本圀寺か本国寺か
https://www.youtube.com/watch?v=1isQ1x2blAQ
★戦国小和田チャンネル・三好三人衆の名前
https://www.youtube.com/watch?v=JOfOs88Hm1Q
★戦国小和田チャンネル・【麒麟がくる】三好長慶政権とは
https://www.youtube.com/watch?v=yvk_4q981UY
★戦国小和田チャンネル・石垣に石塔・石仏が積まれたのはなぜ?
https://www.youtube.com/watch?v=VHmGBNa1IyI

今回の話は、
1.「三好征伐」と「三好政権」の崩壊
2.束の間の平和
3.「新しい幕府」と「本圀寺の変」
になります。タイトルの「新しき幕府」は皮肉ですね。確かに将軍は替わりましたが、政所執事が前と同じでは、「腐敗政治の再開」ですね。とはいえ、「三好政権」は崩壊したので、文字通り「新しい幕府」(織田政権)なのかもしれません。

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