見出し画像

NPO・ボランティア団体が企業に気持ちよく協力してもらえるヒントを学ぶ〜福岡県久留米市×みんくる協働事業「市民活動団体と企業との交流会」に参加してきました

こんにちは!一般社団法人千客来結の濱田文です。

自分たちの活動を長く続けるために、企業と連携したい!
でも、どうしたらいいの?

NPO、ボランティアなど形態問わず、そんなお悩みを抱える団体は多いと思います。

わたしたち一般社団法人千客来結(せんかくらいゆう)は「NPOにビジネス視点を」というキャッチコピーを掲げ、企業と団体をつなげるサポートを行っておりますが、より効果的なサポートのヒントを得るべく
2022年10月22日(土)に福岡県久留米市×みんくる協働事業「市民活動団体と企業との交流会」に参加してきました。

「市民活動団体と企業との交流会」ってどんなイベント?

会場は「久留米大学御井キャンパス900号館つながるめ」でした

イベントは二部構成でした。

第一部は、すでに連携して活動している市民活動団体と久留米の地元企業が、どんなきっかけで出会ったのか? どんな連携をしているのか? といった事例を対談形式で発表。

第二部は、第一部の事例を発表した団体と企業も参加しての交流会でした。

団体と企業の時間軸の違いを理解する

連携事例の紹介の中で特に印象的だったのは、
「団体と企業の時間軸の違い」についての話でした。

団体は、対象を支援し続けるために立ち上げたものだから、当然継続して支援し続けます。
しかし企業は、1年2年などの区切りごとに成果を求められるものです。

連携がうまくいくためには、そうした違いを互いに理解し、妥協点を探るということも重要なのだと思いました。

企業の仕組みにうまくマッチするとうまくいきやすい

株式会社森光商店さんが販売する「スポーツキッズ応援米」の売上の一部を、地域のスポーツ振興活動を行っているNPO法人 田主丸カル・スポクラブに寄付するという連携事例のお話を聞かせていただいた時に感じたことです。

もともと森光商店さんの社会貢献活動で自社ブランド米の売上の一部を寄付していたという仕組みがあったというお話でしたので、
団体側の要望が企業側の支援の仕組みにうまくマッチするとうまくいきやすいのでは……と思います。

最後に

第二部の交流会では、早速複数の団体さんにご相談いただく機会があり、実際に支援を開始する団体さんも決まり、とても実りある会でした。

主催のみなさん、参加団体および企業のみなさん、大変ありがとうございました!

イベント情報

名称:久留米市×みんくる協働事業「市民活動団体と企業との交流会」
主催:久留米市
運営:久留米ガス株式会社・くるめ協働CASE PJ 共同体
開催日時:2022年10月22日(土)
開催場所:久留米大学御井キャンパス900号館つながるめ
イベント詳細:久留米市市民活動サポートセンター みんくるの該当イベントツイート


この記事が参加している募集

イベントレポ