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卒業するインターン生へ~新社会人の心構えと感謝~

 ついに社会人人生がスタートしますね。今はどんな気持ちですか?不安とかワクワクとか色んな感情が混ざっているんだろうなぁ。卒業式ではほとんど何も伝えられなかったので、仕事との向き合い方のヒントを提供できればと思います。

0.初めに

 ルビーイン(筆者の経営している会社です)に関わってくれて本当にありがとう。

 僕はみんなに幸せになってほしいし、素敵な大人になってほしいと思っています。

 3年後、5年後に「仕事楽しくない」とか「お金がもらえればいい」とか、そんな話はできれば聞きたくないです。みんなも今はそんな話をしたくないと思ってるんじゃないかと思います。

 でも、熱意を持って働いている人が6%しかいないこの国で、熱意を持ち続けるのは、簡単ではないのが実情です。

 どうすれば熱意を持って仕事ができるのか?幸せに働いていけるのか?このあたりをお伝えします!

【結論】
 1.目的意識を持つこと
 2.5年間頑張り続けること

1.目的意識を持つこと

 「何のために働くのか?」「何のために生きるのか?」インターン中にもたくさん聞いた言葉かもしれません。この問いを常に続けてください

 働き始めると、目の前の仕事にフォーカスしすぎて、元々の目的を忘れがちになります。でも、仕事は手段でしかありません。よく言う「手段の目的化」が起きてしまいます。挙句の果てには、「生活のため」「やらないといけないから」みたいな最悪な状態になります。

 仕事は本当に楽しいものです。90%以上は大変かもしれないけど、成長や喜び、他人への価値提供がこんなにも多いものは、世の中にすごく少ないのではないかと思います。学びつくすことはないし、価値提供しつくすこともない。そんな終わりなきフィールドが仕事にはあります。だからこそ、追求のしがいがあるし、死ぬまで楽しめる趣味になると思ってます。

 幸福学的にも、成長や貢献はウェルビーイングに繋がっています

 是非、目的意識を忘れずに、手段として仕事や会社を使い倒してください!それが、自分の幸せはもちろん、その会社や社会にとっての価値にも繋がってきます。最高のwinwinですね!

2.5年間頑張り続ける

 めちゃくちゃシンプルです。熱意を持って働くためには、5年間頑張り続けてください

 大体の社会人が5年以内に脱落していきます。頑張るのをやめます。入社した時の気持ちを無くして、仕事に対して希望ではなく諦めの気持ちを抱いています。そんな、しょうもない大人になってほしくないし、未来の子どもたちにそんな姿を見せてほしくない。僕のエゴですが、そんなことを思ってます。

 ちょっと熱が入ってしまいましたが、とにかく5年間仕事を頑張り続けてみてください。転職を挟んでもいいので、「良い仕事をしよう!」「成長しよう!」と頑張り続けてください。向き合い続けてください。

 頑張った先にあるのは、こんな自分です。

①仕事の楽しさを知っている自分
②周りよりも仕事ができて自信を持っている自分

 5年間頑張るだけで、そんな自分に出会えます。部活と一緒ですね。そのスポーツが好きで始めたわけでもないし、日々の練習はきついけど、そのスポーツを好きになる人が多い。それは、何年も頑張り続けているからこそ、楽しさを知ったり、周りよりもできる自分がいたりするからだと思います。仕事も同じです。頑張り続ければ、好きになっていきます。サボったり、手を抜き過ぎると、仕事も自分もなかなか好きになれません。

 とにかく、仕事という存在に向き合い続けてみてください。必ず良い未来が待ってます。自分の人生時間を投資する価値が、仕事にはあります

3.最後に

 ルビーインに関わってくれて本当にありがとう。最後に届けたい、みんなへのメッセージはこちらです。

「何があっても味方」

 ちょっとくさい言葉かもしれませんが、ルビーインで働いてくれたメンバーは、みんな家族のような存在だと思っています。だから、どんなことがあっても味方でありつづけるし、なんでも相談してください。それが、亡くなった母からの恩送りだとも思ってます。

 みんなが人生の大事な時間をルビーインに使ってくれたから、今のルビーインがある。そんなみんなには、感謝してもしきれません。人の命や時間は有限です。その有限な時間を頂いた以上、「人生の時間の一部をルビーインに使ってよかった」と思ってもらえるように頑張ることが、僕の使命の一つだと思います。

 毎年7月1日はルビーインの「創立記念日 兼 OBOG会」です。できれば有休をとっておいてくださいね。毎年人が増えていくので大変かもしれませんが、人生がより良いものになるきっかけを提供していきます。

ルビーインに関わってくれた仲間が幸せな人生を歩みますように。

2022年3月31日 千手禅二郎


どのくらい学びを提供できたかの指標にしたいと思っていますので、もしよければサポートください。路上ライブに近い感じですね。