見出し画像

【経営者のあるべき姿】メンバーに対して思っている大切なこと

 経営者やリーダーが、メンバーに対してどう思っているかは、組織に大きな影響を与える。先日、弊社ルビーイン株式会社の総会で、自分のメンバーへの考え(想い)を伝えた。参加できなかったメンバー、組織作りを頑張りたいと思っている人のために、noteにまとめてみた。経営者3年目で、まだまだ未熟な点もあると思うけど、少しでもプラスになれば嬉しいです。

 ここ数年で大切にしたいなと強く思ったことは下記。

「ルビーインに時間を使ってよかった」と思ってもらうこと

 会社を作って強く感じたのが、「人が時間を使ってくれていることへの感謝」。もちろん、みんな、自分の意志で選んでいる。だから、会社の責任ではないかもしれないし、良い時間にするかどうかはその人次第でもある。でも、会社の責任じゃないなんて経営者が思うべきではない。経営者が考えるべきなのは「その人の時間が有意義になっているかどうか」である。

 自分がルビーインを作らなければ、多くの人の時間がルビーインに使われることはなかった。自分がルビーインを作ったからこそ、多くの人の時間がルビーインに使われている。そして、これから、もっともっと多くの人の時間がルビーインに使われることになる。

 この事実をちゃんと理解して、人生の時間を使う価値がある場にすることが、経営者として大切にすべきことだと思う。その気持ちがないのに会社を経営しているのは、ビジョンとか売上とか以前の問題だと思う。

 組織は人でできている。人が居なくなれば、組織として社会に価値を提供することはできない。ビジョンを達成することはできない。だから、人の大切さは明白。「人」を大事にしない経営をしていても、きっと限界が来る。

 だから、人の時間を使っている事実をしっかりと受け止め、人に対して本気で向き合う姿勢が大事なんだと思う。

 一つだけ、働く側の人にも伝えておきたいことがある。それは、環境に変な期待はしないようにすること。もちろん、入社するとき、働いているときに、たくさんの期待をすることはとても良いこと。その期待が、会社を成長させたりもする。でも、結局、その環境を活かすかどうかは自分次第。環境に身を任せて努力しない人間は、何も掴み取れない。だから、自分で掴み取っていく意識、環境を活かす意識をちゃんと持って働くべきだと思う。可能であれば、環境を作る側の意識を持てることがベスト。消費者ではなく、生産者になっていこう。視座を高めていくことは、人生をより良くしてくれると思う。

 このnoteを書いているのが、2022年12月31日。ゆく年くる年を家族は見ている。ルビーインに関わってくれた人への感謝を胸に、2023年も頑張っていこうと思う。新しく新卒のメンバーも加わる。もっともっと良い会社に、もっともっと社会に影響を与える会社にしていきます。

 ルビーインに関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!2023年もどうぞよろしくお願いいたします!

2022年12月31日/2023年1月1日 千手禅二郎

 


どのくらい学びを提供できたかの指標にしたいと思っていますので、もしよければサポートください。路上ライブに近い感じですね。