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ほっこりとする幸せの話~子どもに繋ぐジーンズ~

 いつもは割とストイックめな話が多く、幸せについても「長期的な幸せ(ウェルビーイング)」「自己受容、自己肯定、自己効力感」という定義で考えることが多いが、今回はほっこりとする幸せ(ウェルビーイングとハッピーが混在しているような感覚)について書いていこうと思う。

 結論から言うと、今回のような幸せは高い幸福感をもたらしてくれる気がする。そして、それはかけがえのないものになるんだろうなと感じる。

 さて、何があったかというと、一昨日、8歳の娘が「江の島まで歩いて行きたい!」と言い始めた。子どものやりたいことは、極力叶えてあげたいし、それが難しければ難しいほど、挑戦する良い機会だと思うので、「明日行く?」と投げかけて「うん!」と娘は即決。

 Googleマップで検索すると4時間半。子どもの足で、休憩も挟むと5時間は超えるなと思っていたが、結果としては、6時間以上かかった。

 江の島まで歩くということは、娘にとってかなり大きな挑戦であり、冒険であり、思い出。歩き始めた時に娘が「今日の目的は、江の島に行くことではなくて、江の島まで大和から歩いて行ったという記録」と言っていたのも印象的。目的がしっかりしてて、かわいいなと思った。最後、江の島を出るときに「もったいないなぁ」という言葉が何度も出るくらいには、大きな経験になったんだと思う。そして、それを一緒に経験できたことは、自分にとってもすごく価値のあるものになった。

【今回のウォーキングコース】
①朝5時45分起き、6時30分出発でひたすら江の島まで歩く
 →途中で梨を切って食べたり、コーヒー豆を買ったり
②お昼に到着し、おいしいランチ(おにぎり屋さん)
③ジーンズショップでおそろいの品の購入(自分はジーンズ、娘はポーチ)
④本屋さんで気になる本を購入
⑤カフェでまったり読書タイム

歩いている途中に出会った冷えた梨は最高でした。
美味しいコーヒー豆もゲット。

 本題の「ジーンズ」について。これは③のジーンズショップに関する話。ちょっとジーンズ見たいなぁと思って、ジーンズショップに立ち寄った。1~2年前くらいから理想のジーンズを探していたが、なかなか出会えないなと思っていた。でも、そのお店で今年発売されたらしいジーンズが、すごく理想に近かった。そして、今回の大きな挑戦を何か形として残せたらいいなとも考えていたので、江の島内にあるジーンズショップでのジーンズとの出会いは、運命のようなものなのかなと思った。そして、たまたま娘が欲しいもの(ポーチ)も、そのジーンズショップにあって、近い色のものを購入することにした。

 2人とも、とても満足感の高い買い物ができて、「嬉しいなー」とか「良いのに出会えたねー」とかずっと言ってた。

 ただのジーンズ、ただのポーチ。でも、自分たちにとっては、今回の大きな経験の記念。そして、ジーンズ生地なので、これからの経年変化も、子供の成長とともに楽しんでいけるワクワクがある。こういうものを持っていることって、すごく幸せだなぁと思った。

思い出のもの

 最後に。このジーンズはレディースもので、もしかすると娘にいつか渡せるんじゃないかとも思ってる。体型とか好みとかどうなるかはわからないけど。でも、未来へ繋がる可能性や思い出話をする光景を想像すると、とても幸せな気持ちになる。

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