人はすでに自由だと思ってる。

　自由に生きたい！自由になりたい！そう思っている人は多い。

　お金がたくさんあれば自由なのか？
　時間の余裕があれば自由なのか？

　何でも思い通りにできることが自由なのか？

　全て違うんじゃないかと思う。

　結論として、「人はすでに自由」だと思ってる。
　その反面、「人は不自由な存在」だとも思ってる。

　まず、完全なる自由は存在しない。なぜなら不可能なことは必ず存在するから。空を飛ぶことはできないし、水の中でマグロのように速く泳ぐこともできない。話せない言語もあるし、移動にはある程度の時間がかかる。生きたくても、人はいつか死ぬ。常に何かしらの不自由が存在しているので、人は不自由な存在だとも言える。

　でも、人は自由な存在だと思う。不自由な世界に存在する無数の選択肢の中から、好きなものを選べるのが人。だから、人は圧倒的に自由であると思う。

　世界で最も貧しい大統領と言われているホセ・ムヒカも「足るを知る」が大事だと言っている。今あるもので、満足をするということ。　もちろん、可能性を広げていくことは大事。何でもいいというわけではない。でも、あるもので満たされることはできる。

　自由に生きている人と、不自由に感じている人の違いは、

目の前にある色んな選択肢を見て、自由に生きていると思うか、
できないことに目を向けて、不自由な人生だと思うか。

　誰でも自由になれるし、人はすでに自由な存在だと思う。