モチベーションは制御不能な厄介者

けんすけです。

昨年60歳で定年を迎え、ビジネスを始めました。

セドリやらアフィリエイトやら、
手掛けてきて、
うまくいったものやら失敗したものやら、
いろいろありましたが、
常に「モチベーション」と向き合ってきました。

サラリーマン時代には、
モチベーションのことなど、
考えたことはなかったので、
これは、ビジネスであるが故の悩みのようです。

モチベーションは「動機」のことですが、
「意欲」「やる気」などの意味でも使われます。

モチベーションが上がらないとは、
要はやる気が出ない、
やる意味が見いだせない、
ということですね。

ビジネスでは、
作業をしようとしても、
どうにも手が動かない、
なんてことがままあります。

会社勤めでモチベーションが問題にならなかったのは、
別に仕事が特別好きだったとか、
そういうことではなく、
単に「会社」という、
やらざるを得ない「環境」にいたからでしょう。

ネットビジネスは自宅作業で、
誰に強制されるわけでもないので、
「めんどう」という気持ちが生じます。

その気持ちに打ち勝たなければ、
作業はできません。

しかもやった分報酬になるかも分からない状況で、
コツコツ続けるのは、
想像以上に難しいものです。

アフィリエイトを始めた初期の頃、
平日は5日で2記事、
土日は2日で4記事を目標にしていました。

3カ月続けて100記事書きましたが、
報酬はゼロでした。

その当時のモチベーションを保つ方法は、
「根性」のみです。

記事を書くのはそれなりしんどいので、
気合を入れないと書きあがりません。

しかし「根性」だけでは、
遅かれ早かれ、
いずれ限界がきます。

モチベーションは
「制御不能の厄介者」とタイトルにつけましたが、
自分の気持ちがどうあろうと、
モチベーションを自在に操るのは、
不可能だと思います。

ビジネスを始めた当初は
「やる気まんまん」でも、
いずれ下降していきます。

モチベーションが下降して、
作業が滞ったのでは、
報酬が上がるはずもありません。

モチベーションがが下降する原因の一つに、
いくらやっても報酬があがらないから、
とよく言われます。

では報酬が上がれば
モチベーションが保てるのかと言うと、
そううまくはいかないようです。

私の場合も、
商標アフィリエイトという手法で、
半年かけてようやくそこそこ報酬が上がり、
それでもモチベーションは下がりました。

報酬が上がっているのに、
続けていくのが「しんどく」なって、
しまうのですね。

自分でも不思議に思ったのですが、
「制御不能」なのでどうにもなりません。

結局、商標アフィリエイトからは一旦離れ、
メルマガビジネスにシフトすることにしました。

また、高額塾に入り、
メルマガを一から学び直しました。

そして、今現在、
メルマガを主軸にビジネスを展開しています。

モチベーションは制御できないので、
その対策として「習慣化」しようと、
よく言われるのですが、
私は記事を書くことが習慣となることは
ありませんでした。

毎回毎回、気合を入れ、
根性を出して書き始めるのです。

習慣化できなかった原因は、
商標アフィリエイトの記事を書くことが、
好きになれなかった、
そのことに尽きるかと、
今は思います。

メルマガを書くことは、
自分にとって「好き」な部類に属します。

だから続いているのでしょう。

ビジネスをやる上で、
モチベーションとの戦いは避けられないのですが、
結局のところ、
「自分が向いている仕事を探す」しか、
ビジネスを継続する方法はない、
のだと思います。

根性でモチベーションを高めても、
いずれ挫折します。

気にそまないことは、
いくら続けても「習慣化」しません。

誰に強制されるわけでもない「ビジネス」を続ける動機は、
「やりたいから」
これに集約されますね。

ちなみに、商標アフィリエイトの記事書きは、
習慣化しませんでしたが、
今続けている「noteの記事書き」については、
習慣化を目指して、しばらく続けてみようかと。

noteはアフィリエイト目的の記事と違い、
比較的自由に書けるので、
「書いていて割と楽しい」
のが続ける動機です。

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