鮮やかな赤ネイルと着こなしの全体バランス


ネイルカラーを赤にした。
パキッと鮮やかな赤。遠目に見てもはっきりと主張のある真っ赤。

マスクで頬も唇も隠れてしまう分、ネイルは大事なカラーポイントとなる。
そしてやっぱり、手元に色を差すだけでコーディネート全体が途端に華やぐ。

女性らしさを感じる、赤いネイルが好きだなぁ。

おしゃれのバランスは服だけじゃなくネイルやメイク、小物といった小さいパーツからも影響がある。一つひとつの組み合わせが大切。一つでもミスマッチなものがあると、全体が途端に崩れてしまう。

今日は、赤いネイルから思うファッションの全体バランスについて。


ネイルカラーのマイルール

わたしには「マイルール」が多く存在する。ルールというか、変にこだわりが強いだけなのかもしれないけれど。

ネイルにも当然のようにマイルールがあって、それは爪の長さ。
濃く強い色のときは短く、淡い優しい色のときは長くするというもの。

なぜかと問われれば感覚の話なので具体的な説明が難しいけれど、まずわたしは爪のサイズが結構大きめなので、主張のある色で長くすると爪の印象が強くなりすぎてしまうこと。それにファッション性の強い遊び心のある色の場合は、短い爪の方がおしゃれだと思っている。
逆に、繊細な淡い色は指を綺麗に魅せることを優先して長い爪にすることが多い。短い爪にヌーディーカラーでとことんシンプルにしたいときもあるけれど。

まぁ単に、好みの問題なのだと思う。
そしてこのバランスがわたしのファッションによく馴染むと思っている。


赤い長い爪

赤いネイルにした今回は、わたしのマイルールから言えば短めカットが常なのだけれど、久しぶりにその法則を崩してみた。

少し長さを出して、爪先にカーブをつけたオーバル型に整える。
それだけで、同じ赤でも女性らしさが増す。
爪の形の違いで印象がガラリと変わった。


この間のnoteで「季節の変わり目にはマイベーシック服があると便利」と書いた。

記事内にあるように、わたしのマイベーシックはTシャツとデニム率が高い。ただ、それだけだとカジュアルになりすぎてしまうので小物で女性らしさを足す。ピンヒールの靴や小ぶりなチェーンバッグといったアイテム達が欠かせない。

今回のこの爪も、その"女性らしい小物"のひとつなのかもしれないと思った。

スラっと長く整えた爪に赤いネイル。
「女性らしさがもっと欲しい。」そういう気分なのかも、と。


女性らしい気分

"気分"とは不思議なもので、自分の意図したものとは別の動きをする。わたしのマイルールさえも乗り越えていくのだから自分でさえ予想もつかない。

今年の夏はずっとエレガントなテイストが気分で、一度もデニムに手が伸びなかった。デニムは好きだけれど、こんなときもある。

この秋もまだまだわたしのエレガント気分は続行で、カジュアル度の高い着こなしはあまりイメージしていない。けれど例の如く「季節の変わり目マイベーシック」の影響なのか、ようやく久々にデニム気分も舞い戻ってきていて嬉しさもある。

赤い爪はカジュアルな着こなしを一気に女性らしくしてくれる。

このネイルが、赤でも短くカットされた爪ならば同じ着こなしもきっと少し、ラフな印象になるだろう。
ただ"女性らしい"と言っても上品さなのか色っぽさなのか雰囲気はさまざまだから、爪の形にまでこだわってバランスを調整する。

おしゃれパーツの組み合わせ

ファッションを考えるときは全体のバランスを見ることを徹底したい

ネイルカラーに爪の形、服も、小物も、テイストもどうするか、何を選ぶか。全ての相性で全体の印象が大きく変わっていく。

組み合わせは無限大。
自分だけのバランスを考えて、自分の気分を見極めて、ぴたっとはまるものを選び取る。

パズルのピースを探すようにファッションバランスを構築していく。
これもおしゃれの楽しさのひとつだ。



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