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袖が邪魔すぎるけれどお気に入りのブラウス

手がすっぽり隠れるほどに長い袖丈。フレアデザインで腕にフィットしないから腕まくりできないしとにかく何をするにも邪魔!!!!なブラウスを着ていた。

ものすごく邪魔な袖なのにものすごく可愛くて、とってもお気に入りの一着。

生活に適したデザインではない。それなのに大好きだから日常生活をする上では「じゃ、じゃま…!」と思わざるを得ない。でも着る。大好きだから着る。着心地を上回るほどの"着たい気分"がやってきた日には、迷わずこのブラウスを選ぶ。


一軍選手の出番がない時期

服選びをするときに、着心地重視、動きやすさ重視、なんて日も当然ある。TPOに合わせてそうした方が適した場面だってある。そういう日には絶対に手が伸びないこのブラウス。なんてったって何をするにも邪魔だからね。

しばらく着ていなかったけれど突然気分がやってきた。

わたしはなかなか気分屋なのでこういうことが頻繁に起こる。
一軍選手の大のお気に入りアイテムでも、"しばらく着ない時期"が発生することがあるのだ。

よく謳われる「1年着なかったものはもう着ないでしょう」みたいな定義はわたしには全く当てはまらない。2年着ていなかったのにその次の年は洗濯が追いつかないほどヘビロテすることだってよくあるから。


気分優先のワードローブ

気分の変化が激しい。日毎にも、シーズンによっても、真逆くらいの振り幅で気分が変わる。

だからさまざまなタイプのお気に入り服がたくさんあって、仕事柄もあるけれど服の総数も多い。でもそれがいけないことだと思ったことはない。

わたしは「気分じゃない服」を着ることに強いストレスを感じてしまうし、しっくりこない服で過ごす日は1日のクオリティが爆下がりする。そわそわ落ち着かないしパワーが全然違うの。
だから日頃の服選びはTPOと同じくらい"気分"を大事にしている。

「気分を優先して選べるワードローブ」を保つことがわたしの必須条件だから、お気に入りの服でいっぱいのクローゼットはそれで良い。枚数が多くたって、全部がお気に入りならむしろそれが完成形なのだ。


自分に合ってることが大事

わたしとは逆で気分に左右されづらく、毎日服選びをすることにうんざりしてしまうタイプの方もいる。そういう方の場合は服の数を絞ったり、マイベーシックスタイルをしっかり決めておくことで日頃の苦労はぐんと楽になる。

なんでも"自分に合っているかどうか"、が大事なのだと思う。
だからわたしはファッションスタイルはもちろん、ワードローブの組み立て方も何もかも、決めつけたご提案はしたくないんだよなぁ。

きっとわたしのブラウスを見て邪魔そうだなぁと感じる人もいると思う。着心地悪そう、と思うかもしれない。それでも、わたしが気に入っていてわたしが着たいのだからそれで良し。自分の思いや気分に合わせてその日のファッションを選ぶ。それってシンプルだけれどとても幸せなことだから。

袖が邪魔すぎるけれど大好きなブラウスを着ながら、そんなことを考えていた。



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