マイファッションのルーツはどこに

90年代ファッションが再熱している。
ここはまさにわたしが好きなゾーンで、ラフでカジュアルの中には女性っぽさを感じさせる華奢やセクシーを散りばめて仕上げたり、反対に女性っぽさの中にカジュアルを入れ込んでラフさを出すのがわたしの好きなスタイル。

ストリートな雰囲気、スポーティテイスト、ボディコンシャスなどなど自身のファッションスタイルに反映されている部分が多い。


好きな理由はない

これまでの自分のファッションを思わず回想した。どんなときもファッションは思い出と共にあって、お出かけや旅行ではそのとき着ていた服がまず頭に浮かぶ。ずいぶん昔でも服装だけはインプットされたまま記憶から消えない。そんなとき、あぁわたしはやっぱりファッションが好きなんだなと実感する。

そんな風に鮮明に過去のファッションスタイルを思い出すことはできても、始まりやきっかけはあやふやだ。影響を受けたファッション、と聞かれたらなんと答えたらいいか分からない。そんなものないと言い切る自信もないけれど、はっきりと自覚できるほどにこれだとイメージするものがあるわけでもない。

けれどきっと確実にルーツとなったものはあるわけで、わたしは無意識に90年代のファッションが好きだった。

好きなものに理由なんてない、とはこのことだろう。
後付けした「好きな理由」はいくらでも浮かぶ。でも根本的な好きな理由は自分でも分からない。軽い言葉を並べても全部が上乗せしたように聞こえてしまって何も言えないし言いたくなくなる。

あれもこれも好き、そうしてわたしのファッションにつながっている。それをただ自分だけが知っていればいいのかな、なんて思った。


独自のスタイル

分析は必ずしもしなくちゃいけないものじゃない、と思っている。
考えてみればわたしは90年代のスタイルが好きで、けれどそこにどっぷり浸かっているかと言えば全然そんなことはない。他にも好きなゾーンはあるし、だからといって何かに偏っているわけでもない。好きだからこうするとか、好きだからこうあるべきといった決まり事も紐付けも必要ない。

振り幅広めなわたしのスタイルはわたしだけのスタイルで、どこかのジャンルにくくられることが昔からとても苦手だった。くくろうと思ってもなかなか決められない独自のスタイルを貫いているから、テイストは「マイスタイル」と強気に答えていきたい。

わたしがファッションコンサルティングでご提案する3軸ファッションもそうだけれど、さまざまな要素が重なり合って人それぞれの"自分だけのファッションスタイル"が出来上がる。

ルーツはあってもなくても、影響を受けたものが何かではなく、今の自分が確固たる存在としてあればそれで良いのだと思う。



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