見出し画像

【投資脳】投資の話はお休み 終末論はもう実は終わってる論

人類は絶滅しかけたことがある

人間が歴史を(恣意的)に刻み始めた4000年ほど。
人類の歴史は200万年と言われ、地球の歴史が45億年とされている。
24時間で表すと、人類の歴史が約80秒弱ぐらいという表記をどこかで見た。

実はこの45億年の間に生物は少なくとも4回は絶滅しかけているらしい。
原因は、気候変動や超巨大隕石など。

現在からは想像するのが難しいが、人類は複数種いたそうだ。
いわゆるホモ・サピエンスだけではなく、ホモ・フローレンスなどの他の種にも影響があったのだが、この200万年の間にも人類は1度絶滅しかけ、数千人規模まで縮小した可能性があるらしい。

僕たちは一度死にかけた。

他の種とは多少の違いはあれど特にサピエンスの脳の構造は昔も今もさほど変わらないらしい。参考:サピエンス全史 ユヴァル・ノヴァ・ハラリ著
その直前の繁栄期が何人なのかは見つけることができなかったが、人類がどんどん減少してき数千人規模まで落ち着いた世界は当時の人類にはどう映るだろう。

世界は終わった。もう滅ぶしか無い

サピエンス以外の人類のいる世界のイメージは湧きづらいが、悲観論が蔓延した世界は大変皮肉的に面白いぐらいイメージしやすい。

人間が悲観論ベースで動いていることも、他人を蹴落としたり、噂を垂れ流すことも悲観的であったことは考えられなくはない。
人口縮小や危機をもって日本オワタ論、人類オワタ論が蔓延しやすいのも、怖くてたまらないのかもしれない。

しかしながら、少なくとも僕らの遺伝子は絶滅を直前で一度乗り切っている。

そんなネガティブな終わりは望んでいない

しかしながら今回は僕は悲観論を拡大させたいのではない。

そこまでに危機的状況に陥った人類の"生物的に最も不幸せだった時期"と比べたら今なんて屁みたいなもんじゃね?ってこと。
もちろんこの先どうなるかわからない、核によって自身が滅ぼしたり、本当に遠くない未来に人間は完全に滅ぶという論調もいくつか見た。
この終末論を調べている間にも死ぬほど出てきた。聖書でもそういうことを書いてるんだから、ほんとそういうの好きだねぇ。

一方で仲間意識や「友だちを裏切れねぇ」「約束は死んでも守る」はコミュニティを大事にしていたからこその思考回路も垣間見える。
こういう心が向く方には進化圧のようなものがかかる。

この世は運。やるしかねえの世界。

人間が人間自身で滅ぼすかどうかと言うのはわからないし、戦争が始まると悲観論が広がりやすいことも、これまでの人間の環境から想像する人類イメージから大きく外れていない。
日経平均が下がると日本が終わるイメージが濃厚になる。
そして、一部のカリスマや影響力のある人が唱えたことが人間を大きく動かしていくこともあると思う。
そういう意味では人間は結局人間の支配・コミュニティからは逃れなれない気はする。

ただし、人間には人間が決めたいくつかのルールが有る。
どういうふうに解釈しているかは個々人の判断に任せるが、その一つは"自身の幸福"にあると私は考える。
人間はそのルールの中であればどんなことをやってもいいのだ。

どうせ死ぬんだ

「私」個人はせいぜいもってあと数十年だし、その前に病原菌にほろぼされるかもしれない。
はたまた人類自身が人類を滅ぼすかもしれないし、何かが飛んできて地球に当たるかもしれない。

しかし、今の状況は屁みたいなもんだ。

できない理由を考えている時間はあるのか?
リスクを陳列している余裕はあるのか?

よく考えて行動したほうがいいかもしれない。
いや、逆か。よく考えずに行動したほうがいいかもしれない。
なぜなら、人の成功は”運”によって決まっている可能性があるから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?